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スリランカから帰ってきました。

日本を出発し、30時間以上かけて到着したスリランカ。 空港で、お迎えに来ているはずのドライバーがおらず、2時間かかってようやく見つけ、幸先が不安になりながらも、ホテルに向かう車から見たスリランカの街並みは、どこか懐かしく、未完成な感じで、あぁ私はこの国が好きかもしれない、と思ったのを今でもはっきりと、覚えています。 最初の週は、聞いたことのないシンハラ語に囲まれた環境に慣れよう慣れようと、毎朝アコモデーションからホテルに向かう道で、“今日の目標”をこっそり考えたりしていま

    • 行ってきます。

      わたしは、空港がかなり、好きだと思う。 なぜって、ここに来ると、自分で気づいてこそいないけれど、相当ニコニコしているらしい。 パスポートを片手に、できるだけキョロキョロしないようにしながら歩く時間は、なんだか自分がひと回り大きくなったような気がして、わくわくするし、すれ違う人たちが、これからどこへ行って、どんなことをするんだろう、なんてことを考えるのがこの上なく、楽しい。 聴こえてくる言葉はもはやどこの言葉かすら、わからないけれど、それもそれで、異国に来たんだということ

      • 平成最後の夏。スリランカへ行く。

        ずっと思っていました。 このままでいいのか、と。 わたしは、14歳で映画に目覚め、映画に心奪われ、映画の道へ進むと決めました。 決め手はある作品だったのですが、そのこともいつか、時が来たら、書くと思います。 ・・・ 映画の道に進む。 そう、決めていました。けれど、決めてしまうことが、自分の何かを狭めてしまうのではないかと、最近少し怖くなっていました。 16歳のいま、ある意味、なんにでもなれる、そんな、ダイジな時期。 だからこそ、自分の価値観が、音を立てて崩れていく瞬

      スリランカから帰ってきました。