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インテリア#5 色と柄の合わせかたのコツ!すぐできるクッションカバー選び

クッションカバーやアートは、ちょっと色を足したい時や風合いを出したい時に一番手を入れやすいアイテムです。

大きい家具を丸ごと入れ替えるわけではないので、

比較的お金をかけずに雰囲気を変えられる
●季節や気分に応じて気軽に変えられる

というメリットがあります!

しかし、、クッションカバーやアートで「色を足す」「素材感を足す」ってものすごく難しくないですか?

例えば黄色を1つとっても、色々な色があって選べない。

そもそも何色を選べば、どんな柄を選べばいいのかわからない。

これは両方とも過去の私の状況です。

今、私はアメリカの現役インテリアデザイナーの下で学んでいます。

その中で「クッションカバー選び」のコツを知る機会があったのですが、私としては、これを知ったことが、「インテリアを学んでできるようになって嬉しかったこと」の一つでした〜!

気分に合わせてチェンジしやすい「クッションカバー選び」がとっても楽しくなったんです!

今日はその方法を記載してみました。参考にしていただけると嬉しいです♪

クッションカバー選びのポイント

ポイントはカラー選び


カラー選びで考えることは、次の2つです。

①アソートカラー・アクセントカラーをつなぐ色が全て入った「架け橋」となるカバーを1つ選ぶ

②アクセントカラーにあったカバーを選んでいく

 

ここで、アソートカラーとアクセントカラーをおさらいしますね!

カラーの基本配色の黄金比は【70:25:5】と言われており
70%を占める色を「ベースカラー」
25%を占める色を「アソートカラー」
5%を占める色を「アクセントカラー」と呼びます。

Google

パーセンテージは本や人によってばらつくことがありますが、大体このようなイメージです。

①が②やお部屋の家具をつないで統一感を出してくれるので、まず①のカバーを選んでみてください。

理想のカラーチャートが用意できていれば、①を選んだ後はチャート内のアクセントカラーの色を好きに足していくだけで大丈夫です。

例があったほうがわかりやすいと思うので、以下は私がコーディネートした参考例です。

例1)

YU

海岸や海辺の別荘をイメージしたコースタルスタイルを作ってみました。

中間の植物のクッションが①架け橋となって、ゴールドイエローとグリーンを繋いでいます。

例2)

YU

こちらはクラフツマンスタイルでまとめてみたものです。

産業革命期、工業製品が蔓延し、自然のモチーフや自然界のものに今一度目が向けられた時代のスタイルです。

奥のクッションが①の役割を果たしていて、ブルー、グレー、ベージュが使われています。

次に柄選び

カラー選びのコツが掴めたら、柄選びにも着目してみてください。

例えばクラフツマンスタイルなら、時代背景を考えて、動植物の柄を選んでいます。

一度は名前を聞いたことのなる方もいるかと思いますが、社会活動家のウィリアムモリスは、この時代のテキスタイルデザイナーでもあります。

モリスの有名な「いちご泥棒」の柄、見たことがある方が多いのではないでしょうか。
この柄も、さまざまなカラーパターンがありますよ。

いちご泥棒/ウィリアムモリス

自分の好きなスタイルは何かがわかると、柄選びもしやすくなると思います。

いかがでしたか?

少しでもできそう!と思っていただけたら嬉しいです!

ところで、
「ここまで出てきたカラーチャートはどうやって作るの?」

と思われた方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね♪

お読みいただきありがとうございました!

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YU|
インテリアコーディネーター資格保有、New York School of Interior Design受講を経て、現在はアメリカの現役デザイナーの元でインテリアを学びんでいます。インテリアデザイン事務所での仕事経験があります。普段からインテリア関連情報を幅広く収集しています。
育休中にインテリアコーディネーター取得。フリーランスでインテリアコーディネートの仕事をしていくことが目標です。
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