【#30】 スコットランドの6つの生産地域について
概要
今回はウイスキーの代表的な生産国であるスコットランドに関して6つの生産地域を説明する。次回以降にそれぞれの生産地域の代表的な銘柄や蒸留所について紹介していく。
6つの生産地域について
スコットランドは蒸留所が多く、地域によっても特色が異なってくることから、6つの生産地域に分けて特色を語ることが多い。
その6つとは、ハイランド・ローランド・スペイサイド・アイラ・アイランズ・キャンベルタウンである。
例えば、アイラのウイスキーはスモーキーであるとか、スペイサイドのウイスキーは華やかさが特徴であるといった形で語られることがある。なお、アイラの中でも蒸留所や銘柄によって香りや味わいは異なるので一概には言えないことには念頭に置いておく必要がある。
以下のスコットランドの地図と生産区分を参考にしていただきたい。
(美術の成績は常に低かったのでご了承いただきたい)
ハイランドとローランドは名前の通りスコットランドと北側と南側に分かれた地域である。グリーノック (西)と ダンディー (東) の二都市を結ぶ線を境界線とすることが多い。
スペイサイドはスペイ川流域に多くの蒸留所があることから代表的なウイスキーの生産区分となっている。
キャンベルタウンはアーガイル地方のキンタイア半島を生産地域として、現在は3つの蒸留所が稼働している。
アイラは名の通り、アイラ島が生産地域であり、島の1/4がピート層に覆われていることからスモーキーなウイスキーを生産する代表格となっている。
アイランズは大小800あまりの島々が含まれており、アラン島やスカイ島など代表的な島・銘柄が複数存在する。
次回からは、各生産区分に注目して深掘りして説明していく。
最後に
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