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子どもが嘘をつかなくなりますように

子どもに今までたくさん嘘をつかれた。

幼稚園の頃は、ポケットの中から見たことないおもちゃが出てきて

「〇〇クンが貸してくれた」と言ったので

返しに行こうと〇〇くんのお家の場所を聞くと、

「公園の先の道をこっちにいて…」と行ったこともない道の話をペラペラと言い始めた。

「え?、〇〇くんはいつも保育園から帰るから方向違うよ」

とつっこむと

「え?、でもあれ?ここの道をあっちに曲がって…」と頑張ってる姿が笑えた。

なんとなく取り繕ってた。


小学校高学年、中学生になると
笑えない嘘がたくさん出てくる。

「〇〇買うからお金ちょうだい。」  
「〇〇と一緒に本買うからお金ちょうだい。」
成績表ももらってもハンコを自分で隠れて押して私に見せずに学校に戻す。

悪い成績を隠そうと。怒られないように自分を守ろうと。

こう書いているとかわいいもんだなと思える。

でも、他にも全くかわいいなんて言えないウソもいくつもある。
目の前の息子の言葉が本気で信じられなくて。
怒り狂い、泣いて泣いて、落ち込んで。


子どもの行動で親が管理できることは確実に減ってくる。
見えない時間が増える。


何かあったときに相談してくれる、その関係ではいたい。


嘘をつかれている関係から
一気に本音を話せる関係にはなれない。

まずは、たわいもないことも話せる関係。
そこから、少しずつ今日の嫌だったことなど話せる関係に。


地道だけど、やっぱり子どもの話を聴く。
欲しいものやお金、言いなりになるんじゃなくて。願いも全て叶えられないことばかりでも

まずは子どもの話を「うん、うん」と声を出してあいずちして。

気持ちをわかってもらえたと思えた子どもは、少しずつでもウソをつかなくなる。

一気にはゼロにならないけど。
でも徐々に徐々に
私に嘘をうかなくなりつつある。

嘘をついて、自分を守る必要がないから。自分のことわかってもらえる存在だと思えつつある。

少しずつでも自分の本音を話してくれる。
私もその途中のところにいる。


最後までお読みいただきありがとうございます。


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