子どものネガティブな発言にどう答えるか。
小5の息子が歯の矯正を始めて3か月が経ちます。
中央の大きな2本の前歯の1本が生えてこないため、歯医者で矯正を勧められ始めました。
息子は矯正の話が出始めた頃から、痛そう、見た目が嫌だな。と落ち込んでいました。そんな気持ちをもちながら、頑張って通院しています。
待合室で隣に座るある親子の会話が聴こえてきました。
お母さん「~ちゃん、大丈夫よ。もし友達が矯正してたら、ふーんくらいにしか思わないでしょ!!」「大丈夫大丈夫。」
お子さんは無言・・・。
それを聞いて、私はとてもザワザワしました。
私も矯正への不安を口にする息子に同じようなことを言っていたからです。
私「~くんも、~くんも矯正してるじゃん。おんなじだよ。大丈夫だよ。
5年生のときだけだよ。
(むしろ短くて良かったでしょの気持ちを込めて)」
息子「でも、サッカーの時大丈夫なのかな。嫌だな・・・」
私「大丈夫だよ!~くんも矯正してるけど、サッカーしてるじゃん。
大丈夫だよ!」
大丈夫大丈夫!では安心できていない暗い表情な息子でした。
息子の気持ちにもう少しでも寄り添えれば良かったな。
ネガティブな感情は共感されることで、小さくなる。
矯正をやることは変わりないけど、
「そうだよね、嫌だよね。」と声をかけていたら。
「大丈夫、大丈夫!」より、息子の気持ちは少し安心できたのではないか。
私にとっては前歯の1本がないことよりは矯正したほうが絶対にイイ。
だから、通うしかない。そんな風に感じて送迎していました。
でもでも、
息子は怖い思いをしていることや
器具を付けて1,2日間の痛みや違和感があること。
そこまでしっかりと感じてあげていなかったな。
毎回、怖くて不安な思いをしながら
よーく頑張っているなと気づきました。
その日の矯正の後は
「器具つけるのがんばったね。お疲れさま」
とねぎらいの声かけをしました。
【ネガティブな発言は共感されることで小さくなる。】
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