雨の中の散歩 怒りのパターン

今晩は。

最近、週に2,3日くらい、夜に散歩に行くようになった。

昼間の暑さが少し残る、ジメっとした空気。

でも、今日は外に出てみたら涼しい。

それは予想外に降っていた雨のおかげ?

濡れるのは嫌だなと、

散歩に行くのをためらったけれど

家に戻るのも気が引けて、傘を差しながら20分ほど散歩に行く。

家に戻らなかったのは・・・息子にイラっとしたから。

これ、いつものパターン!


思い通りにならないと怒る息子、ぶつけられた私も怒る。

捨て台詞をはき、私家から出ていく。


今日は

洗濯機に出したはずのTシャツがまだ洗濯されていないと

苛ついている息子

その思い通りにいかない気持ちを私にぶつける。

ぶつぶつ文句いいながら。


確かにTシャツは洗っていないけど、

それは君の洗濯物を出すタイミングが遅いだけ!!!!

私が怠けてるわけじゃない。私のせいにしないで。

息子が苛ついて、それを私にぶつけると

私は反射的に「私は悪くない」と思う。君が悪い。

今日の夜の雨の中の散歩に出たことで、距離ができた。

今日はその距離を取れたことがいい方に行ったかな。

距離を取らず、感情に任せて言葉にすると止まらない止まらない。

息子の苛つくところを探してどんどん大きくしていく。息子を責め立てる。

息子も負けじと暴言。私の怒りを大きくしようと挑発。

気持ちに余裕があるときは、息子の棘のある言葉を聞き流せるのに。

できない日も多い。

今日は疲れと寝不足で、今日は余裕のない日と夕方から自覚できていた。

だから、外に出られたのかもしれない。


雨の中、傘を差しながらの散歩。

雨が傘を叩く音。屋根に雨が降る音。トトロの世界。

風もあって、木の葉っぱや枝が揺れ街頭が見え隠れする。

傘に木の葉っぱの影がうつる。

鈴虫の声。

なんだかとっても得した気分。穏やかで心地がいい。幸せ。


歩きながら、いつの間にか自然の音、見える世界、

に集中していたことで

怒りが自然と消えていた。

家に帰ると穏やかな自分になれたことに気づく。

怒りからこんな穏やかな気持ちになれるなんて。

怒りがあったからこそ、際立つ穏やかさ。

穏やかさを際立たせてくれるための怒り??

夏の終わりにいい時間をありがとう。


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