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誇るべきなのは運が良かったこと。

自分自身を誇れる人間と、自信を持って言うことはできない。自己肯定感が高い間は、「俺ってすげー」となることもあるかもしれないが、基本そんなことない。

ただ、それでも誇る事ができるものがあるとするなら、それは「運」だと確信している。

人生のターニングポイントを挙げるなら、まずは高校時代。
入るつもりのなかった部活。そこで出会った同期のおかげで、気弱だった自分が少し上向きに変わることができた。きっと、これがなかったら、今よりももっともっと貧弱だっただろう。

次は大学時代。
第4志望の大学に進むことになり、当時はどん底に落ち込んだ。が、そこで勉強したことを今も仕事にしているし、ここでも入るつもりのなかったサークルでの出会いや経験が、今の自分自身や人生を作ったといっても過言ではないくらい、意味のあるものになった。
このサークルに入っていなかった自分自身を、もう想定したことないくらい。

あとは職場。
仕事は変わらず辛いが、働いている人達が面白く、当然ムカつくこともあるが、その人達のおかげで続けていられている。
この仕事、昔は就こうとも思ったことがなかった。ただ、大学時代学んだ事を活かせるかなと考えて選んだが、続くとも思えていなかった。

想像していた、予想していた道を歩んできたとは、正直言い難い。それが悪いことではないし、そもそも色んな道を選べる環境にいた時点で恵まれているのだとも思う。

思い描いた道を歩んできたわけではないが、それでもターニングポイントを考えた時に、思い通りになっていれば、別の道を歩んでいればもっと良い人生になっていた、とも思わない。

なぜか、と考えた時に、ひとえに運が良かった、としか言えない。出会った人も環境も、自分がとった行動も、それを最終的に選んだことも。

これからも、自分は運が良いと思おう。

でも、運だけに頼るのは不確定すぎる。いろんな行動や努力を経たうえで、運を迎え入れる準備だけは心がけていこう。





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