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接客をとことん振り返った

スタバで働いてた時、自分自身の接客にとことん見つめ合った時期があった。

アルバイトを教育するにあたって、社員の僕がサービスに真剣に向き合わないといけないと思い始めたのがきっかけ。

アルバイトの子に嘘は付きたくないという思いもあった。

一日働いたら必ず振り返りを必ずしていた。

①今日の接客はどうだったか?
②どうすればもっとお客様が喜んでくれるか?
③具体的に次回行動してみる事

初めの頃は大抵こういう反省内容

①当たり障りのない接客をしてしまった
②勇気を出して何気ない会話をしてみると良い
③会話をしても大丈夫そうなお客様に一言だけ話してみる

まぁ

お客様をより喜ばそうとすると、普通の接客じゃ駄目って事を毎日痛感していた。

そしてそれ以上の価値を提供するには、勇気が必要。

話しかけた時、冷たい反応されたら恥ずかしい。

という自分の壁を乗り越えなくちゃいけなかった。

毎日毎日振り返る中で、話しかけても大丈夫そうなお客様には話しかけられるようになった。

表情が柔らかいお客様や、目を合わせてくれるお客様、ニコニコしているお客様。

話しかけると、当たり前だけど話が返ってくる。

お客様に元気をもらえる。

はじめて経験した。


でも乗り越えられない壁はあった。


どうも無表情な方は話しかけづらい。


プラスαの会話は出来なかった。

じゃあできる限りの事はしよう、と思い始めた。


それは接客で最低限話しかける言葉に魂を込める。

「サイズはいかがなさいますか?」

当たり前の質問に魂を込める、声のトーン、スピード、サイズを聞くタイミング。

誠心誠意を込めて接客する。

サイズを聞くのは毎日100回以上聞く事もある。

でもその一回一回を大切にした。

こんな事を続けていたら、気持ちも乗ってくる。

どうすればお客様がもっと喜んでくれるのか?

店長とシフト前の朝礼で自社のミッションについて熱く語るようになってくる。

結果定例のフィードバックの機会で、接客の評価を最高ランクAをいただけた。(マネジメントやリーダーシップには課題ありの評価だが‥。)

あまり褒めてくれない店長に評価されたのが嬉しくて今でも鮮明に思い出す。

評価されたいでスタートしていたら、ここまで出来なかったと思う。

自分自身で向き合う必要があると思ったから、後から結果がついてきたのだと思う。

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