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羽田本映画

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幼馴染のお見送りに羽田空港へ向かう。
転勤でニューヨークへ旅立った。次に会えるのは1年後になる。いってらっしゃい。
別れた後、さみしい気持ちが溢れてきて、心を落ち着かせたいと思い、本屋さんへ駆け込む。

以前も何度か来たことがあり、数年ぶりに訪れた。
変わっていなくて安心しつつ、次に観る映画までの時間、ずっと気になっていた『むらさきのスカートの女』を読むことにした。

元々見送った後は、羽田空港をぶらぶらする予定だったため、映画まで3時間程空いてしまった。
それでも本を読み始めると、あっという間に時間が過ぎる。
久々に本を読み、読書の大切さを再認識した。

本を読み終えると、映画の時間が近づいており、映画館に移動し『違国日記』を観た。

違国日記は原作も読んでいて、出てくる言葉や描写に、何度も励まされ救われた。
11巻ある原作を、映画で2時間ちょっとの時間におさめるのが難しい作品だったと思う。
けれど、ぴょんぴょん飛び跳ねている姿はまさに朝だったし、槙生も原作に似ててよかった。
特に、餃子を作るシーンにはほっこりした。映画の途中で餃子を食べたくもなったり。
原作もまた読み返したいと思った。


本でも映画でも音楽でも、
その時その時に好きだなぁと思う言葉を見つけることが好きだ。

好きなフレーズ、素敵な言葉に出会えるように、これからも作品に触れ続けていたい。
そして、見つけた素敵な言葉をノートや心に刻み、いつまでも忘れないようにしようと思った。

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