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英検準1級合格まで(方法&マインド論) Vol.37

今日もブログを書いていく。最近嬉しいことがあった。英検準一級に合格した。試験日前から三カ月程度の学習期間を設けて受験している。元々TOEIC850点以上持っているが、最後に英語を本格的に勉強したのは5年前。正直言うと、合格する自信はあまり無かった。そのため、合格通知を貰った時は素直に嬉しかった。30歳越えても何かを達成した時は嬉しいものだ。


英検準一級の受験を決意


今回は英検準一級の受験を決意した経緯から、合格までの道のりを書いていく。英検に興味がある人はぜひ読んでもらいたい。まず英検を受験しようと思った理由は、「英語力維持のための目標が欲しかった」。英語は実用ツールになるため「Use it or lose it (使わなければ衰える」になる。コロナ渦のせいで海外出張にも行けないため、自身の英語力の衰えを感じていた。


上記の理由もあり、英語力を維持するための目標を考えた。普段から英語でニュースを聞く、英語日記を書くなどは行っているが、本格的に勉強を決意する目標が欲しかった。TOEICをもう一度受験することも考えたが、少し嗜好を変えて英検に挑戦しようと思った。自分のイメージでは、TOEICは「ビジネス寄りの英語」英検は「アカデミック寄りの英語」という認識。TOEICと英検で求められる能力がそれぞれ違う。


TOEICに求められる能力は「英語を処理するスピード」だと思う。問題が大量にあるため、即座に問題を処理しないと時間切れになる。難しい構文や受験者を惑わす問題は少ない印象だ。逆に英検に求められる能力は「英語を正確に理解する能力」だ。長文問題などの質問文は受験者を惑わす内容になっている。


即行動の重要性


「やる気の減衰率」という言葉がある。翌日になるとやる気は半分になり、その翌日には更に半分、その翌日・・(以下繰返し)。やる気は一過性のため、すぐに行動に移すべき、という戒めの言葉になる。やる気の減衰率という言葉があるため、受験を決意した段階でネットから受験の支払いを申し込んだ。お金を支払ってしまえば、後戻りはできない。辞めたらお金が無駄になる。辞められない環境を速攻で作った。


単語学習から開始


英検準一級の勉強のため、まずは教材を購入した。買った教材は定番の「英単語準一級」「英検準一級模試」の二つ。苦手なリスニングは無料の「TEDtalk」を活用して対策した。受験まで三カ月あるため、単語学習から始めた。TOEIC学習時に出てきた単語はスラスラと暗記できた。但し、アカデミック寄りの単語は全然だめ。予想以上に単語を覚えられず凹んだ。毎日平均2時間の勉強を行った。


単語帳、TEDtalk、模試の三つの軸


単語学習から開始し、リスニングの強化は「TEDtalk」を活用した。世界中の素晴らしい話を無料で視聴することが可能なサイト。単語力を上げ、リスニング力を強化し、模試を2週間ごとに行った。定期的に模試を受けることをお勧めする。自分の現在位置を確認して、今後の勉強スケジュールを調整していく必要がある。現在位置が分からないとモチベ低下を起こしやすい。模試の結果が悪ければ、勉強時間を増やすことが必要。また、勉強方法を変える必要があるかもしれない。模試は絶対に必要な行為。


楽しみを入れ、成長の喜びを知る


単語学習だけだと短調で飽きてくる。やる気の減衰率が発生し、学習効率が下がってくる。学習効率低下の対策として、楽しい学習を考える。自分はTEDtalkが楽しみだった。最高のスピーカー達が行うプレゼンを英語で鑑賞するのは楽しい。TEDtalkを2時間聞いた後は、気持ちが前向きで視野が広がった感覚があった。また、模試の結果が良くなれば自分の成長を実感できる。自分が成長している実感は快感だと思う。自己向上感という言葉がある。自分が成長している実感が自信に繋がり、心の平穏に繋がる。英語学習をしている時は、自己向上感を定期的に受け取るシステムを作るべきだ。


英検一次試験


試験当日になり、指定された英検会場に向かう。模試の結果的には、合格率は半々だ。思ったより英単語に苦戦して、模試のパート1では点数が伸びなかった。受験が行われる教室に着いた。ライバル達は、高校生からお年寄りまでいた。準一級のため、さすがに小学生みたな子はいなかった。席に着き単語帳を開いて追い込みをする。しばらくすると試験監督が現れ試験の説明を行う。「試験開始」その言葉が発せられた時、問題用紙に手を伸ばした。


英検二次試験


英検一次の結果から伝えると、ギリギリで合格点を超えることができた。正直ギリギリの点数だった。だからこそ、合格が分かった時は素直に嬉しかった。次は二次試験だ。会話力には自信があったため、試験日の前日に問題集を軽く読んだだけだった。試験当日に会場に向かう。指定された教室には自分の他に6名いた。試験官が待機している教室に一人ずつ向かう。自分の番が来た。部屋に入ると50代くらいの男性教師が座っていた。教室の中からは全て英語で会話を行う。軽く雑談をした後、試験開始。自信を持って質問に回答できた。


最後に


教室を後にした時に、「遠くまで来たな」とふと思った。遠くまでとは、能力的な話だ。英語を本格的に勉強し始めたのは、高校三年生の時だ。当時は、英検準1級なんて夢のような資格だった。それが英検準1級まで来て、TOEICも850点以上のスコアを取得している。昔の自分の立ち位置から比べて「遠くまで歩いて来たな」と不思議な気持ちになった。今回の英検準一級の学習を通して、自分の英語力の物足りなさ、昔と比較した自分の英語力、自信を理解し、また学ぶことが出来た。今度は何に挑戦しょうかな。


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