存在のない子供たち
知られざる現実。
出生届も身分証もない子供が、『僕を産んだ』親を訴えるというストーリー。
『世話できないなら産むな』
これ 子供の立場からしたら当たり前のことだと思う。
ただし親は親でどうしょうもなく人生詰んだ状態。子供を産んで労働力を増やすぐらいしか策がないぐらいに詰んでいる。
こういう映画を見ると自分が今、何不住なく生きていることに違和感を感じる時がある。感じたところでどうしようもなく、いつも通りダラダラ過ごしてしまうのですが…。
演者はほとんどが現地の素人の方で、役柄と同じ様な境遇の育ちなそうな。
その為かフィクションやのにドキュメンタリーちっくな、とんでもなくリアルな作品。
知られざる不幸は、この世にまだまだいっぱいあるんだろうなぁ…。