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会社の出世ゲームを楽しみ過ぎて管理職になったけど燃え尽き退職しました

体力の限界まで120%で働く!闘ってる姿を大げさなほどに見せる!
会社にいかにコミットしているか、いかに会社の仕事が大好きかをPR!

マネージャーが在宅勤務したらメンバーが気軽に相談できず困るから、在宅勤務やフレックスは制度としてあってもできるだけ出社。
誰かと約束したランチ以外、1人ランチの時間は確保しない。仕事しながら買ってきたもの食べるが当たり前。

家事と育児を出来るだけ手放して、猪突猛進で仕事にまい進してきました。
だからこそ安心して私に管理職を任せられただろうし、信頼も得られていた。
部下も私にいつだって相談できると安心して、気軽に頻繁に私に相談してきた。(あんまり自分で考えず)

有給とるのは子供か自分の体調不良のときのみ。(いや、子供の病気のときは病児保育を使っていたので突然の呼び出し以外は子供が体調不良でも休まなかった。)

その結果、

子育てしながら20代で管理職になったし、欲しいものはだいたい変える経済力もついた。
しかし・・ある日、燃え尽きた。

全力疾走してたときのことは後悔はしていない。
全力で生きてたしこれが私のやりたいスタイルだと思えていたから。
仕事大好き!って思てて、目標があるときはそれでよかった。もやもやもしなかった。

だけど、管理職になって数年が経ち、
まさしく管理の仕事、社内の上下横の調整のためのMTG、ひたすら依頼される承認作業、朝から夜までスケジュールにいつのまにか入っている会議、社内用書類の作成などで自分の1日が終わっていくようになってきて。

私は一体誰のだれのためになんの仕事をしててどこに向かいたいんだろう。日々の仕事がつまらない、と思い始めてから、急激な疲れと、燃え尽き感。

それでも、今まで突っ走ってきた生活スタイルや、仕事においての自分の常識を変えることはできず、激務を続けていた結果、メンタルが崩れていく。

自分でスケジュールを決められない、ただただ仕事で疲れている日々。
こんなの自分の人生じゃない。

私はどう生きたいんだろう??自分にどんな人生をプレゼントしたい??今心からやりたいことは??と考えた。

・今の会社で現職の派生の仕事ではない、新しいことをしたい
・拘束時間が決まっている会社員じゃない働き方をしてみたい
・とりあえずまず、余白をつくることで、今やりたいけど仕事を言い訳にできてないこと全部やってみたい


そんな自分のこころの声が出てきたのに、自分の気持ちにウソをついて働いているのが辛い。苦しい。

毎日、どうしたらうまく辞められるだろうと考える日々が始まり。
一方で、「今の仕事で楽しいことを見つけよう、この会社で積み上げたものを手放すなんてもったいない。時間が解決するかもしれない。。」
変化というリスクを取らないようにするもう1人の自分が言い聞かせる。
ただ、それは頭で考えたことで、もう本心をコントロールできる状態ではなくなっていた。
そんな気持ちで管理職やってるのが申し訳ないし、社長の事業への熱い想いを聞けば聴くほど自分ごとにできない、冷めた自分のこころを改めて認識して罪悪感でいっぱいだった。

この会社を卒業しよう。

そう決めたものの、実際の退職までには自分の心との闘いにより1年以上がかかるのです。

手放したら手に入る、そんな言葉は知っていたし、手放したら実際多くの理想が手に入った。だけど手放すのは本当に本当に怖かった。
手放すために相当疲弊した。笑

手放したいけど怖いという人のために、勇気と情報で力になれたらと思い、少しずつnoteに記していきます。

※本当に必要な人だけに届けたいので、一部のnoteは有料公開にする予定です。

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