月末です。

なんか毎月このタイトルで書いてる気がするな。

みなさんこんにちは。村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

2月が28日しかないことは重々承知しているはずなんですが、いざ28日になってみるとびっくりしますよね。明日から3月？ 嘘だろ。春がくるやんけ。
愚かなわたしは月末までの日数を見誤り、例によって月末特有の忙しさに戦慄しています。学習してくれ。

毎年この時期は公募用の小説の最終チェックをしていました。わたしは2011年から2016年くらいまで、ずっと小説すばる新人賞に投稿していたんですよね。2011年に書いて出した小説が二次選考まで残って「ここに適正があるんだ」と思って出し続けてたんですけど、そのあと一度たりとも一次の壁を超えられませんでした。他には文學界新人賞とか、文藝賞とかにも出してた。まあ箸にも棒にもかからぬ長い5年間でした。

印刷した原稿を郵便局に持って行っていたころのことを、たまに思い出します。封筒を受け取ってもらって、小さな郵便局に手を合わせて家に帰りました。その瞬間だけは、なんとなく満たされた気がしていた。

ドリルパンチも綴り紐も電撃に投稿するようになってから使わなくなりましたが、今もあのころの名残りみたいにデスクに置いてあります。

最近柄にもなく「小説を書きたい」と積極的に思うようになりました。小説を書いていないという状況になんかめちゃくちゃ具合が悪くなる。呪いでも業でもいいから、どうか一生このままであってほしい。