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"性暴力被害の支援"紹介note

本人が他言/相談しにくく、抗拒不能と認められにくいなど、当事者が置かれる現状は、さまざまな点で、現在も厳しいままな、性暴力被害。

構造的に暗数が多いとされる性暴力被害ですが、被害に遭われた方に出会う確率が増えた、と言います。(現場の肌感覚によるもの)
想像に過ぎませんが、metto運動や、自衛隊内の性暴力被害の告発など、勇気ある行動の積み重ねが近年起こり始め、そういった動きが要因の一つではないかと感じられます。

このように、少しずつ社会は動く中、性暴力被害は今もなお起こり続けます。
性暴力被害支援について、改めてえりを正していきたい対人支援職の私たちですが、性暴力被害の今をどのように捉え、どのように支援に備えることができるでしょうか。
そこを学び考えるところを主旨とし、"性暴力被害の支援-被害の今と、できることを知る-"を企画しました。

今回は、被害がどのように起こるのか、どのように相談に至るのか。
そして、相談に訪れた後の対応をどのように組み立てるのか。
知らない状態は、自分の知らないところで二次被害を生む可能性があります。

まずは知って、文脈に触れ、見識を深めるところが、前半の基礎編。
そして、実際の支援について学んでいくのが、後半の実践編です。
わかりやすい状態では語られない性暴力被害をアセスメントするテクニック、回避的になったり過剰な熱意を持ちやすい当事者との面接にどう向き合うかなど、支援実践者でもある講師から、実際の支援について、じっくりと学んでいきます。

性暴力は残念ながら身近です。医療、教育、福祉、産業、司法、どの領域分野においても当事者と出会う可能性があります。
初期対応が本当に大事であるにもかかわらず、現在も、二次被害を訴える声は後を絶たないと聞きます。
勇気あるヘルプを受け止められるよう、支援を届ける可能性の糸が切れないよう、初期対応を含む当事者との関わりで必要な知識を学びましょう。

◎概要◎

#1 基礎編 2/25(土) 14:00-16:00 (録画視聴期間 3/6~4/3迄)
#2 実践編 3/18(土) 14:00-17:00 (録画視聴期間 3/28~4/25迄)
当日参加 7000円
録画視聴 7500円
当日参加&録画視聴 8000円
対象:対人支援職(福祉/教育/心理等)や当該領域を学ぶ学生で守秘義務が守れる方
場所:zoom 申込締切:2/18(土)
◯ご友人紹介者に、次回使える500円オフチケットを配布

お申込と詳細

※推薦図書※
本研修会講師、齋藤 梓先生編著作をご紹介いたします。
ご講義と合わせると、見識を深めるのに有効です。ご興味のある方は、ぜひご参考ください。

"性暴力被害の実際" 齋藤梓 岡本 かおり 編著
"性暴力被害の心理支援" 齋藤梓 岡本 かおり 編著

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