2020/6/17 読書記録

尾形亀之助『美しい街』を読む。ごく個人的な日常をそのまま描写したような詩だからか、どこか見に覚えのある感情や風景が言葉にされてるようにも思うし、読んでいて、心が落ち着く。

尾形亀之助は近代の詩人で、宮沢賢治と同世代の作家。もう70年以上前に亡くなっている。それなのに、詩を読むと、私の近くにいてくれているように感じるのは、言葉の力だ。

能町みね子さんの巻末エッセイもよかった。

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