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2020/7/1 読書記録

ハ・ワン『あやうく一生懸命生きるところだった』を読む。昨日に引き続き韓国のエッセイ。

自尊感についての記載が興味深かった。

「自尊感が低い人たちは、自身を過大評価し、素晴らしい人間だという幻想を持っている。この幻想と現実のギャップが大きいほど、悩みも大きくなるのです。

韓国の著名な仏教僧が唱えたこの解釈を、作者は「僕はまさにその"自分を過大評価している人間"そのままだった。」と書いているが、私自身もこんなにすべてがしんどいのは自尊感の高さゆえか…と思うとふにおちた。


共感するばかりの内容だったし、仕事を頑張ろうとあらためて思った。作者は頑張りたくなくて会社を辞めて、この本を書いたわけだけど。なぜか私には逆の作用がはたらいている。







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