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カレーを作るのが好き

ニューヨークに住んでいた頃だから、おそらく10年くらい前からよくスパイスを使ったカレーを作っていた。
その当時は"drum stick"をよく使っていた。骨つきの鶏もも?
骨がついていると煮込んだ時に出汁もでやすいので、スープカレーのようなものを作ることが多かった。

スパイスと出会い、そしてはまる

日本に帰ってきて食べることやお酒を飲むことが一番の楽しみになり、友達と家で昼から料理作ったり飲んだりしている中で、あらためて「スパイス」と出会った。「スパイスの教科書」という水野仁輔さんの本を教えてもらったのがきっかけ。

これは本当に「スパイスの教科書」で、スパイスについて細かく書かれている。名前、どういうものか、使い方・・・など。読み物に近い部分も多いので、楽しく読める。
いまでも、スパイスについてわからないことがあるとこの本に立ち戻ったりしている。

その後、同じ著者の「スパイスカレーを作る」を購入。

こっちは、スパイスそのものというよりもカレーをどうやって作るのか、どうやって組み立てるのか、というメソッドが書かれている。同じチキンカレーでも、いろんな種類があってスパイスの奥深さと、組み合わせることの楽しさを教えてくれた本。

ついでにSPICE CAFEのレシピ本も買ってみた。

スパイスはカレーだけじゃない、野菜とこんなにも合うんだ、ということに気づかせてくれた一冊。

そして今、ヨツカド商店のオープン直後から、スパイスカレーをお店で提供し続けている。週末(金・土)限定のカレー。お酒を飲んだ後の〆カレーを目的にメニュー入りさせたが、最近はお昼に食べていってくれる人や、金曜の夜にカレーだけ食べにきてくれる人も多い。
チキンキーマ、ポークビンダルー、ポークキーマ、バターチキンなど週替わりのメニュー。

北海道だからこそ、スパイスカレー

北海道という寒い土地に住み始めて感じているのは、スパイスのもつ力。特に冬、「寒い寒い」と思って行動していても、スパイスカレーを食べると胃の中からじんわりと温まっていることに気づく。そして、それはしばらく続く。

私自身があまり辛いものを得意としないので、なるべく辛くない(けどスパイシーな)カレーを作るように心がけているので、温まる=辛いではないんだなということを実感している。

北海道だからこそ、みんなにスパイスの力を感じてもらいたい。

イベントのお知らせ

と、いうわけで今週末、「カレーの日」というイベントを開催します。
チキンキーマとポークビンダルーあいがけカレーを1,100円で販売。店内ででもテイクアウトでもどちらでも。にんじんラペとほうれん草(私イチオシ、壮瞥町大作農園さんのほうれん草)のマスタードシード炒めもつきます。

このスパイスカレーに合わせて自然派ワインやコーヒーもセレクト。ペアリングも楽しんでみてね。待ってるよ〜

【カレーの日】
2023年1月21日土曜日
@ヨツカド商店(北海道有珠郡壮瞥町385-11・道の駅そうべつ情報館i向かい)
あいがけカレー 1,100円
自然派ワイン 660円〜
ホットコーヒー 495円
スパイスチャイ 660円

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