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【お仕事紹介】タクシードライバー 山本萌絵さん

タクシーは目的地の一番近いところまでお客様を連れていくことができる

ー仕事内容を教えてください。

公道でタクシーを拾うために手を挙げているお客様を乗せたり、お客様を乗せていない時は、走りながらお客様を探す“流し営業”を行っています。また、電話で予約されたお客様を迎えに行く無線配車や、最近ではアプリでタクシーを予約したお客様を乗せることも多いです。基本的には午前8時から午後6時半までのシフトで勤務しています。現在は観光ドライバーになるための勉強もしており、合格すると、お客様をタクシーに乗せて観光地を一緒に周りながら案内するガイドの仕事もできるようになります。

ー現在の仕事に就くまでの経緯を教えてください。

最初は人間関係であまり悩まなくてよさそうな仕事をしたいなと考えていたんです。だからといって、黙々と一人でやる仕事は意欲を持って続けられないんじゃないかなと感じていて。“人とも関わりながら、一人でできる仕事は何だろう”と考えた時に思いついたのがタクシードライバーでした。タクシードライバーになろうと決めてからは、高校在学中に運転免許を取得。昨年4月に入社し、1年間は営業所で事務員をしていました。今年の5月からドライバーになるために、機器類の扱い方や法律、運転技術を学ぶ研修を受け、実際にベテランドライバーの方に助手席に乗っていただき営業経験を積み、6月にタクシードライバーとしてデビューをしました。現在は、京都市を中心に勤務しています。

ー観光ドライバーを目指したきっかけを教えてください。

タクシーは日によって売り上げの差が出やすいのですが、観光ドライバーはお客様から予約をいただければそれが確実に仕事になるので安定という点で目指そうと思いました。私は三重県の出身で京都について詳しくないため、地名の読み方や神社仏閣、お祭りなどについて勉強中です。観光ドライバーになると、バスや電車で行きづらい観光地にお客様をお連れし、そのまま観光案内をできるようになります。お客様が楽しめるサービスを提供できるよう試験に合格したいです。

ー仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

タクシーで人の役に立つということです。京都は車を持っている人もたくさんいますが、目的地によっては車を停められない場所もあって。目的地の一番近いところまでお客様を連れていくことができるのが、他の公共交通機関にはないタクシーの魅力だと思うんです。そのため、空車の少なそうな地域や、タクシーが来なくて困っている人がいそうな場所には積極的に行くようにしています。

ー今後の目標を教えてください。

タクシードライバーとして独り立ちしてから、多くのお客様を乗せてきましたが、体の不自由なお客様や外国人観光客など、まだまだ上手に対応できないことがあるため、どんなお客様にも適切な対応ができるドライバーになりたいです。特に、外国人の方は毎日のように乗せるので、英語でコミュニケーションをとれるようになりたいと思います。観光ドライバーとしては、観光知識に長けていることも大事ですが、何よりもお客様を楽しませられるようになりたいです。

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インタビュー記事>>>https://www.ytjp.jp/2024/10/04/workers-taxidriver

■YTJP web:https://www.ytjp.jp

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