1週間単位で報告会を開くことで進捗を産む
私は現在研究室に所属している。全体の研究報告の頻度はそれほど高くなく、実験の進み具合は人によってかなりバラつきがある。コンスタントに実験を進めるには、1週間単位で予定を組むことが大切だ。
私の所属する研究室には、コアタイム(絶対に研究室に居なければいけない時間)がないので、自分のペースで実験ができる。
しかし、悪く言えば何もしなくても怒られることがないので、いかに自分を律して実験に取り組むかが重要だ。
無目的で研究室には行くだけなかなか実験に取り組めない。論文を読んだり、データの解析や整理で終わってしまったなんて経験はないだろうか?
もちろん、論文を読むのも大切なことだが、そういうことは家にいる時にもやれることで、実験を進めることに比べると優先度は低い。
そんなときに役立つのが、1週間単位で区切ることだ。そうすることで1週間メリハリのある行動が取れるし、実験もぐんぐん進む。
おすすめは毎週金曜日に、何人かでその週にやった実験とその結果を報告しあうことだ。そうすることでモチベも上がるし、ディスカッションを深められる。
私はズボラな性格なので、実験をしてもデータの解析やグラフ作りはいつも後回しになっていた。
しかし、報告会を始めてからは少なくとも金曜日までにある程度グラフ化する習慣がついたので、学会前にバタバタする必要がなくなった。
長期的なビジョンを立てるのも大切だが、もっと大切なのは、そのビジョンを1週間単位で細分化し、着実にこなしていくことかもしれない。
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