資格取得の話 その1

私がこれまでに取得した資格一覧はこちらをご覧ください。

自動車免許を除き、私が初めて資格を取ったのは2009年のITIL Foundationですが、次に取得したパソコン検定の3級から、ITパスポートの取得まで4年近くのブランクが空いています。
2013年からは、ほぼ毎年のように資格を取るようになりました。

勉強だと思うとしんどいので、その頃から「ゲームを攻略する」という考えで取り組んでいたように思います。

例えばドラクエなどのRPGを始めて、少しづつお金を溜めて装備を整えていくのは楽しいものです。
特に中盤で「鋼鉄の剣(はがねのつるぎ)」を買えるようになる頃は、主人公たちの戦力が充実してくる最も楽しい時期だと言われることもあります。

そこで時々言われるような「この資格を取っても意味がない」に対しての自分の答えは、「はがねのつるぎ」を買ったことの喜びに対して、「それじゃラスボス倒せないじゃん」って言うようなものだと思っています。

レベル1で最強装備をしてもラスボスには勝てないのと同じで、何の資格勉強もしたことがない人が、試験として相当な高難易度に位置する税理士や公認会計士に挑んでもまず途中で折れることでしょう。
自分もいきなり簿記や宅建から勉強して合格できたとは思えません。

自分自身が興味を持ち、そこまで難しくない資格から取っていったとしても、その積み重ねは自己肯定感であったり、単に勉強をしたという以上の経験をもたらします。
投資や経済で「複利効果」というものがありますが、これも資格取得の概念に当てはまってくるのです。

なので、1つ1つの資格に対して「これは取る意味がある」「これは意味がない」と論じるのにはあまり意味がないと思っています。

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