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自民党総裁選について嫁と話した

先週、実質の第100代総理大臣となる自民党総裁が岸田さんに決まりました。そのことについて妻と会話しました。

妻:「岸田さんに決まったね。パパとしては残念だったんじゃない。(笑)」

私:「んーーーー。。まあ、政策の中身、理念、テレビでの評論家とのやりとりなど見ていて高市さんがピカイチだったんだよ。」

妻:「私も高市さんって結構すごいんだって思った。」

私:「凛としているし、自分の理念は曲げない。でもマイルドな受け答えができる。本当に総理として一番じゃないかと思ったんだよね。それに第100代で初の女性総理というのは自民党にとってもイメージアップになっただろうし、次の衆院選で党の顔としてはよかったんじゃないかな、と思うんだけどね。」

妻:「岸田さんはパパとしてはどうなの?」

私:「うーん、なんていうか、候補者の中ではいちばん中庸だというイメージだね。きっちりとした保守の高市さんにリベラルというか左よりに近い河野さんがいて、その中間に位置できたという感じ。」

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妻:「ふーん、そうなんだ。でもさぁ、テレビではずっと河野さんが有力だって言っていたのにどうして岸田さんが勝ったの?」

私:「メディアでは確かに河野さんが強いって結果を総裁選が行われるまで強調していたよね。第1回目の投票では河野さんが1位になると言われていたのに、大方の予想を覆して岸田さんが1位になった。これはみんな予想できなかったなぁ。」

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妻:「河野さんは国民には人気があって、その票はとれるはずだったのに思ったよりとれなかったということなの?」

私:「そうなるね。。まあ、高市さんが立候補したことに加えて野田さんが立候補したということもおおきいんじゃないかなぁ。あとは、議員の説得に関してはなんだかんだ安倍さんがすごく影響したんじゃないかなぁ。」

妻:「安倍さんは高市さんを応援してたんだよね?岸田さんになったら不満じゃないの?」

私:「安倍さんはいろんなことを考えて動く本物の政治家だからね。高市さんが総理になればベストだけど、岸田さんが総理になることは織り込み済みだったのかも。とにかく河野さんだけは思想信条が異なるので総理にしたくないってのがあったんじゃないかな。なんか安倍さん、再々再登板も視野に入れてる気がするね。」

妻:「安倍さんもう1回総理やりたいと思ってるってこと?すごいね。

私:「だって、拉致問題、北方領土問題、憲法改正とかまだやり切れていない政策がたくさんあるからなぁ。」

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妻:「そうかぁ。河野さんって議員票がすごく少ないけど、議員には人気がないの?」

私:「なんか、党を軽視するような発言をしたり、致命的だったのは、年金の財源として消費税を充てる、と言った事みたいだよ。これって民主党がか掲げていた政策だし、消費税を触るのだけは絶対だめだという人が多いみたい。」

私:「それに加えて、石破さんが応援に回っちゃったからなぁ。石破さんって議員に人気がないんだよな。過去、党を裏切る行為を何度かやっているってのもあるんじゃないかな。」

妻:「そうかぁ、なんか、石破さんって疫病神みたいだね(笑)あと小泉進次郎さんも支持してたよね。」

私:「うん、そうなんだけど、結局得票にはつながらなかったね。国政選挙だったら新次郎さんは効果あると思うけど、彼に議員票をもぎ取るほどの力はないだろうし、党員に響かなかったってことだからまあ、彼の言う通り完敗だったってことなんだろうな。」

私:「それよりも、今回いちばんすごかったのは、政策論争の中に「皇室の存在」があがったことだね。各候補が女系天皇についての考えがどうであるかを各候補が明確にしたのは本当に驚き。これまではタブーにされていたのか、全く取り上げられることがなかったからね。」

妻:「そうなんだね。みんなどういう考えなの?」

私:「基本、全員女系天皇は容認しないという立場を取ってるね。ただし野田さんは、国民の意見を聞くことは重要という含みをもたせてる。岸田さんと野田さんが天皇制に関して意見を表明したのは俺は聞いたことない。本当にびっくりした。河野さんも女系天皇は容認しないと言っているが、これはかなり微妙かなぁ。」

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(引用元:SankeiBiz

妻:「まあ、前パパからどうして男系じゃないといけないか聞いて理解はしてるけど、私は女系天皇についてはパパが言うほどこだわらなくってもいいんじゃないの、と思っているけどな。」

私:「む。。。。。(理解した上でそういう人にこの件で言い争うのはよそう、といったん胸にしまう)」

私:「まあ、岸田さんは人の話をよく聞くという点ではすごいと思う。前回の総裁選で負けてからすごく準備してきたんだな、というのがわかるよ。とはいえ、ぐいぐい引っ張っていってくれるリーダーというよりは調整型ってイメージなので、その良いところを存分に発揮してほしいね。」


とまあ、こんな感じの会話をしたのでした。

それではまた!

日々感謝 m(_ _)m

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