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【第十二話】肩甲骨を動かすと脂肪が燃えてダイエットになる!?

はじめに
日本人の3分の2近くが生活習慣病で亡くなっています。
現代における生活習慣病は重大な問題です。
生活習慣病は日々の習慣が積み重ねられたことによって引き起こされます。
つまり、毎日の生活習慣を見直し改善することがこうした疾患の予防につながります。
病気を未然に防ぐためにも、
病気になる前の生活習慣の改善が何より大切です。
しかし、ただ見直すだけでは改善に直結しません。
正しい知識に基づいた健康管理が重要となります。

腕の付け根はどこだと思いますか?

「肩」だと考えている人が 多いのではないでしょうか。

もちろん、肩であることに間違いはないのですが、
「肩」と言っても、肩関節(鎖骨の先のあたり)の ことではありません。

実は、もう少し背中側にある肩甲骨が腕の付け根なんです。

腕をおろした状態から、スッと前方に腕を伸ばしてみてください。
その段階では、腕はまだ完全に 伸びきっていないはずです。

伸ばそうと思うと、まだ少し伸びますよね?

実はこの伸び代が、肩甲骨が動いている分なのです。

普段何気なく腕を動かしているだけでは肩甲骨の動きを活用しておらず、
腕を最大限に使えていないことがわかりますよね。

肩甲骨が腕の付け根であるというのは、このように肩甲骨が動く分だけ、
本当に腕が動く範囲は広いということなのです。

肩甲骨の動きを活用できているかそうでないかで、
身体の働きは大きく変わってきます。

「周りの人と同じように動いているのに疲れやすい・・・」
「どうしても身体の脂肪が落ちてくれない・・・」

そんなあなたは、 ぜひ肩甲骨の動きを活用してみてください!

普段なかなか意識をすることが少ない肩甲骨を意識的に動かすと、
生活がまるっきり変わるかもしれません!


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肩甲骨を動かすと力持ちになる!?
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人の身体は、手足の先よりも体幹部の方が筋肉がついています。

そのため、手足だけで動作をするよりも
身体を使った方がパワーは大きくなります。

プロゴルファーの人達は、
肩甲骨が非常に柔らかいと言われています。

肩甲骨をしっかりと動かし、体幹の筋肉をスイングに活用しているため、
300ヤードという飛距離が出せるのです。

いくら腕の筋肉を鍛えたとしても、 肩甲骨が使えていなければ
体幹のパワーがスイングに伝わらないため、飛距離は出ません。

ゴルフだけではなく、日常生活でも肩甲骨を動かすことで
大きなパワーを出すことができます。

例えば、重い荷物を持つ時に
肩関節を支点として持つのではなく、
肩甲骨を支点として持つようにすると
楽に持ち上げられるようになります。

こうしたパワーの変化は壁を押してみるとわかりやすいのですが、
はじめに試してみた、腕を伸ばす動作のように、
最初は肩関節だけで腕を伸ばして壁を押してみてください。

次に、そこからさらに腕を伸ばしたように肩甲骨を動かして
壁を押してみてください。

ただ単に腕を突っ張って押すのではなく、さらに肩甲骨を動かして
押しこむ余地があると認識をして押すようにするだけで、
力がグッと強くなることがわかるはずです。

このように、肩甲骨を動かすだけでも腕の力というのは
大きく変わるものなのです。

腕の力をフルに活用できるようになれば、
日頃の作業が楽になり、疲れづらくなるはずですよ♪

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肩甲骨を動かすと脂肪が燃え燃えてダイエットになる!?
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肩甲骨を動かすことのメリットは、
パワーが大きくなるだけではありません。

なんと、体幹の脂肪を燃焼させてダイエットしやすくするのです!

脂肪に関係する細胞には
「白色脂肪細胞」「褐色脂肪細胞」の 2種類があります。

白色脂肪細胞は脂肪を生成し、エネルギーを貯める働きがあり、
一方、褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼し、エネルギーを消費する働きがあります。
白色脂肪細胞は体中にあるのですが、褐色脂肪細胞は集中的に存在しています。

肩甲骨の周りには、その褐色脂肪細胞が多く存在しているのです。

肩甲骨をしっかりと動かすことで、パワーが出せるようになるだけではなく
脂肪を燃焼させることも期待でき、より健康的な身体に近づいていきます。

ここで、スムーズに肩甲骨を動かすための
簡単エクササイズをご紹介しましょう。


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