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腸内細菌叢を育てよう

私は毎朝、毎晩、
食事🍚の前に必ず飲んでいるものがある。

それは、甘酒と豆乳ヨーグルトだ。
つまり、最初に発酵食品をとることで、腸に『乳酸菌』を取り入れる。

その後

野菜🥬サラダ
→肉🍖魚🐟などのタンパク質と玄米や蕎麦を食べる順番だ。

なぜ最初に発酵食品を取るのか?
それは腸内の菌を補充し、育てていくためだ。


●腸内細菌叢は育てられる

腸内細菌叢を育てる?
というとどういうイメージだろう?

例えば畑の土を耕し、良い肥料や水、太陽光を与えてあげれば畑の作物は元気に育つ。

それと、同じように

良い菌を補充し、適切なエサを腸内細菌に与えれば腸内細菌叢はしっかり育つのだ。

では、なぜ腸内細菌が大切なのか?

●実は臓器は繋がっている

腸腎相関』という言葉がある。
慢性化した便秘を放置すると、体内の血液が汚れ、それを濾過する腎臓に負担をかけ続けることで、腎臓が悪化するということだ。

腸膵相関』は
腸内細菌の中で食べ物が体内に入るとインスリン分泌を促す菌や、
インスリン感受性が高く、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが効きやすくする菌が発見されており、糖尿病からの慢性炎症を改善・保護する働きをしている。

つまり、糖尿病の原因は単に『甘いもの食べ過ぎ』だけではないということだ。 

●腸内細菌叢を育てるポイント

まずは土に還るものを取ること

生野菜や玄米やふかし芋、大豆、バナナなどのフルーツ類は土に落としても半年もしないうちに微生物に分解され土になっているだろう。
こういったものは糖質だけでなく、食物繊維が沢山含まれている。この食物繊維が腸内細菌にとって大切な餌となるのだ。

自分が美味しく感じる発酵食品を毎日取る

発酵食品、つまり、菌を取り入れて腸内細菌叢を育てていくと、身体のために栄養素をつくってくれたり、血液を良くしたりしてくれるので、結果的に、他内臓、皮膚、筋肉、神経系など各細胞は元気に保たれる。
美味しくないものは続かないし、腸内細菌の好みではないかもしれない。
自分が美味しく感じる発酵食品を毎日、取り入れていくと良いだろう。

③食後の次のお通じがどうか確認する

食物繊維や発酵食品を取り入れてみて
良かった場合は『便通が良くなる』のだ。
肌ツヤも良くなり、調子が良いと感じるか?常に身体をフィードバックしてみよう。

改善されない場合は量が足らないか、
別のものを腸内細菌が欲しているかもしれない。腸内細菌叢は個人個人で違う、オンリーワンのものなのだ。

健康長寿を支える腸内細菌叢

長寿村にはその土地にちなんだ発酵食品が必ずある。人はそれを食べながら、お腹の中の菌と共存しているのだ。

あなたの腸内細菌叢にヒットする食べ物を探求していこう。
そして腸内細菌叢を育てていつまでも若々しく元気に活動できる身体を手に入れよう。


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