『MIU404』を今更


いまさら、『MIU404』を観た。
そしてどハマりしている。
1週間で2周し、いよいよ3周目に差し掛かろうとしている。睡眠時間を削って、仕事の時間を生活にかかる時間を削ってとにかくこのドラマに費やしている。

ここ最近止まっていたわたしの人生が動き出すと同時に身体中に感情が滾って溢れ出て止まらない。

どうしてこんなにハマっているのか自分でもよくわからない。バディもの、刑事ドラマ、ヒューマンドラマ、社会派、キャストの豪華さ、主題歌の良さ、安定の脚本家さん、きっとその全てが。

寝ても覚めてのMIU404のことしか、4機捜のことしか考えられない。現実には彼等が存在しないことが、わたしの職場は4機捜じゃないことが悔しくて悔しくて堪らない。

最初っから面白くて間違いなく、あ、好きなやつだって思った。伊吹のチャームポイント、「足が速い」も最大限に発揮させてるし、突きつけてるのは銃じゃない、銃じゃないってわかっているのにちゃんとヒヤヒヤする。わかった瞬間安心する。超王道の1話。この知っている展開の中で最大限感情を揺さぶられることができるのがわたしには合っているのかも。

少し悲しくて切なくて、この話で報われたのは一体誰って思った2話も、彼女が最後にみたのが絶望ではなくて希望だったとわかった4話のおかけで少し報われたような気がする。

元相棒・香坂の死には間に合わなかった志摩。恩人・ガマさんの過ちを止められなかった伊吹。ハムちゃんを一度は恐怖の底へと追いやってしまった責任を感じる桔梗さん。息子の結婚の両家顔合わせに遅れて参加することになった陣馬さん。そして、成川を逃し彼を悪路へ進めることになってしまった九重が、彼らが「間に合わせる」をテーマに駆け抜けていく9話からが怒涛の展開で圧巻。

6話からは、4機捜のメンバーそれぞれのターニングポイントとなった人とのエピソードが描かれていく。彼らの出会いは過去から今にかけて描かれているけれど、九重のターニングポイントとなった出会いは確実に成川で、そのタイミングに今、目の前で一緒に立ち会えたことが本当に嬉しい。
1周したあと、改めて1話の九ちゃんをみるとまだ頼りなくてあどけなくてちょっと尖っていて、あ〜九ちゃん成長したなあって思う。

彼らが織りなす人間模様も、キャラクターも本当に本当に愛おしい。そんな彼らが市井の安全を守るため、大切な誰かを守るため、命を賭けて最悪の事態になる前に立ち向かう。

こんな素敵なドラマを見逃していたなんて😮‍💨
生きているうちに出会えてよかった!!!!!まにあってよかった〜〜〜〜〜!!!!!

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