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#30 世界遺産訪問記(ラヴェンナの初期キリスト教建造物群・2024/2/2)
仕事にてイタリア・ミラノ出張がありましたので、時間を作って世界遺産訪問してきました
まずは「ラヴェンナの初期キリスト教建造物群」です
■ミラノ中央駅からラヴェンナへ
宿泊がミラノだったので朝早めに起きてミラノ中央駅からラヴェンナへ
直接の列車はなかったので途中ボローニャで乗り換え(ボローニャの記事は別途)て、ラヴェンナに向かいます
ミラノ~ボローニャはFrecciarossa(フレッチャロッサ)という高速列車で1時間少し、ボローニャ~ラヴェンナはRegionale(レジョナーレ)というローカル列車でこちらも1時間程度です
切符については、トレニタリアという日本でいうJRのような旧国鉄の鉄道会社のサイトで事前に購入できるので、日本出国前に余裕を持って購入することが可能です
■ラヴェンナ到着~散策
「ラヴェンナの初期キリスト教建造物群」は8つの資産で構成されており、うち7つの構成資産がラヴェンナの駅から徒歩圏内に集まっています
今回の訪問ではこの7つの構成資産を訪問しましたが、徒歩のみでそれなりに見学をして概ね4時間程度で回ることが十分可能です
■サンタポリナーレ・ヌォーヴォ聖堂(Basilica di Sant'Apollinare Nuovo)
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駅から徒歩で7~8分程度のところにある教会です
もともとはテオドリック大王がアリウス派の聖堂として建造したものらしいのですが、その後ラヴェンナ近郊のクラッセ(今回訪問しなかったサンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂のある町)から聖アポリナリス(サンタポリナーレ/Sant'Apollinare・ラヴェンナの初代司教)の聖遺物がこちらに移され、ヌォーヴォ(Nuovo=新しい)聖堂と呼ばれることになったそうです
身廊と両側の側廊からなる三廊式のバシリカで、外観は質素なのですが中の上部壁面には美しいモザイク画が全面に施されています
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■ネオン洗礼堂(Battistero Neoniano)
大聖堂(ラヴェンナのドゥオーモ)に付属する洗礼堂で正統派洗礼堂とも呼ばれています
アリウス派と正統派において教義の違いから洗礼堂が共有できないことから建築されたそうです
ドームの天井部分には洗礼を受けるキリストとそれを囲む十二使徒が描かれています
床には大きな洗礼盤が設置されているのですが、建設当初は浴場として使用されたとの伝承もあるようで、なんだか浴槽のようにも見えますね
![](https://assets.st-note.com/img/1707894060089-5OAEeCRRWp.jpg?width=800)
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![](https://assets.st-note.com/img/1707894179060-CCkUD7g6J8.jpg?width=800)
長くなりますので、以降は後編にてご紹介します
■動画もどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=S9nHr8x7x4w
この記事の動画がYoutubeチャンネル”世界遺産研究所"にてご覧いただけますので、是非そちらもご覧ください
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