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スタディサプリでTOEICは何点取れる?

スタディサプリとは?

英語の学習方法は様々あります。
独学はもちろん、語学教室に通ったり、通信講座を受講したり、アプリを活用したり、様々あります。
その中でも割と使っている人が多いのがスタディサプリかなと思います。
自分自身、英語を学習しようと思ったときに独学は不安、かといって語学教室に通うのは高いなと思ったときに、そこそこの値段でそれなりのクオリティの教育を提供してくれるのかなという割と漠然とした期待で学び始めたのがスタディサプリでした。

スタディサプリ公式HP

利用者数についてははっきりした数字は出ていませんが、公式では英語学習アプリではナンバーワンとうたっています。
また、アプリの利用者数は2020年ころに数字でスタディサプリの利用者が74万人というものが見つかりましたが、これ英語講座以外にある学生向けの講座を含んでおり、かつ、学生の割合が相当あると思うので、英語学習者はよくわかりませんでした。
とはいえ、周辺で英語学習をしている人でも名前は出てくるので、メジャーなのは間違いないと思います。
コースは3コースあり新日常会話コース、TOEIC L&R対策コース、ビジネス英語コースとあり、ここで触れるのはもちろんTOEIC L&R対策コースです。

スタディサプリで成績は伸びたのか

実際に自分がスタディサプリで英語学習を開始したのは2020年9月なので、ほぼ2年経過します。
当時の英語力は、何か試験を受けているわけではないので正確なところは定かではありません。
唯一参考になるのは10年以上前に受けたTOEICのスコアが370点だったということです。
当時は学生時代に英語を勉強してから数年のブランクあり、全く予習もせずに挑んだため惨敗と言って良い数字でした。
しかし、そこから海外旅行の機会などに多少英語を復習することはあっても、本格的に勉強をしていなかったので、おそらくは2年前に勉強を開始した時の英語力も同程度だったのではないかな、と仮定して考えます。
それが勉強を重ねた結果が次のとおりです。

スタートは仮の点数であることと2021年12月の数字は公式テストではなく問題集の模試の結果ということは触れておかなければなりませんが、順調に伸びているかと思います。
この間、TOEIC対策としてはスタディサプリのほかにはNHKラジオのラジオ英会話とラジオビジネス英会話を聞いていましたが、この2つは一回聞き流すだけなので英語に慣れるという意味では効果があったと思いますが勉強の中心とは言えないと思います。
あとは文法を初歩から見直すため中学、高校レベルの文法書をやって基礎固めをした程度なので、最初の頃の伸びには効いていると思いますが700点以上では、スタディサプリメインと言っていいと思います。
学習の期間ということでは2年で800点弱なので、のんびりしているかなと思いますが、これは1日平均30分程度と短時間の学習にとどまっているので致し方ないかなと思います。
学習時間で考えると、個人差はありますが、スコア100点アップさせるのに200時間から300時間くらいはかかると言われています。
自分の場合は2021年6月から2022年6月までで145点アップしていますから、一般的な計算からすると300時間から450時間くらいかかるところ200時間弱で到達していますから、効率は良いと思います。
なお、学習時間はスタディサプリとNHKのラジオ講座は半々くらいと言ったところです。
では、スタディサプリの学習で何点取れるのでしょうか?

スタディサプリは860点まで?

今のところ800点弱まで到達してスタディサプリでの英語学習を継続していて、伸び悩んでいるという感覚はありません。
できれば年内、遅くとも来年中の860点取得を目指して学習の中心はスタディサプリで続けています。
この点数はTOEIC公式サイトに掲載されているコミュニケーションレベルでA、一番上に相当する点数になります。

https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdf

言い換えればTOEICでは1つの到達点ということでしょう。
実はスタディサプリにはパーソナルコーチプランというのがありますが、こちらのコースの対象となる点数も860点までということになっています。
公式サイトの利用者の声というのを見てみると900点を超えているような人もいますが、そういう人は市販のテキストなども併用しているようなのでアプリ単体の結果というわけではないようです。
ただ、この860点というのもリスニングパートとリーディングパートで、取れる配分が大きく違ってきそうに思います。

やはりアプリ学習ですので、本の学習やDVDを活用した勉強と比べても耳から入る情報は多いです。そのため前半のリスニングセクションはスタディサプリだけで満点近くは取れるかなと思います。
一方、TOEICで高得点を取ろうとすると鬼門となるリーディングパートについてはスタディサプリでは難しいなと感じています。
これはリーディングパートでは、時間が足りなくなりがちであるので、時間配分を意識しながら解いていかないといけないのですが、それを意識づけさせる要素はあまりありません。
また、文が長くなってくると、文の構造を理解して読み解いたり、あるいは問題によっては前後関係を考えて理解しないといけないものもあるのですが、そういう問題を解くにもスタディサプリだけでは難しいのかなと思います。

以上の考察から、スタディサプリだけではリスニングはかなり高得点は取れそうですが、リーディングは8~9割くらいにとどまるために900点以上を狙うには難しいのかなと思います。
一方で800点程度までを狙うのであれば、かなりコスパも良いですし、時間効率も良いのかなと思います。
少なくとも私自身はやってよかったなと思っています。

スタディサプリの具体的な中身などについては機会があればまた触れたいと思います。

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