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モータの遠隔操作研究マン→電力データ解析マン→自動車運動制御マン 交通事故のない世界に…

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モータの遠隔操作研究マン→電力データ解析マン→自動車運動制御マン 交通事故のない世界にするためのダークサイドナイト

最近の記事

ニシダ著『不器用で』が描く人の弱さ

娘を持つ父親目線で読むと滝くん最推し、という私情はさておき。 序盤は一途で空回りしがちな滝くんの初々しさに目がいきがちだったが、読み進めるにつれ主人公の大人ぶって強がっている描写が際立つ。大丈夫じゃないのに「大丈夫です」と言ってしまう弱さ。「大丈夫じゃないよ」と言える人間関係がどれほど貴重かを丁寧に描いている。 個人的お気に入りの焼け石以外にも4作品掲載されており、全体を通して「人の弱さ」を具体的に描いているのかな、と勝手に共通点を考察してみた。例えば冒頭の『遺影』ではいじ

    • ドイツ語をゼロから学ぶマンの日記①

      ドイツ語は大学時代に履修したけど完全に忘れました。基本言語の勉強は苦手なので、英語取得時同様音楽やドラマで学んでいくスタイルを試みました。 その1: 知ってるドイツ語邦楽から単語を学ぶVogel im Käfigという進撃の巨人の曲を選びました。理由はドイツ語だったからです。タイトルを和訳すると「籠の中の鳥」です。ドイツ語→日本語のgoogle翻訳だとたまに分からないのでドイツ語→英語をかましてます。 Vogel: bird(鳥) im: in the(の中に) Kä

      • グリーンブックの名言二選

        グリーンブックは、イタリア系アメリカ人がジャマイカ系アメリカ人のピアニストの運転手兼ボディガードを務める中で人種差別や二人の成長・友情を描いている超名作。人種差別はこの映画の重要なテーマだが、自分はそれ以上に二人の何気ないセリフが刺さりまくったので二つほど紹介したく! ※ネタバレありです。 伝えたいことはなんだ?それをそのまま書けばいいトニーが妻への手紙を長々と書いているのを見ているドンが初めて口を出すシーンのセリフがとても良い。 トニーは気の向くまま自由に生きている男で

        • 「予算5兆円」で「Jリーグとコラボ」という釣り記事に関する事実確認報告

          青汁王子がつけた火にひろゆきが燃料投下して盛り上がっている本件、事実関連をまとめましたのでご報告いたします。 事実まず予算5兆円のうち「Jリーグとコラボ」に何円使われるかというと、1円も使われません。そもそも、予算5兆円と「Jリーグとコラボ」は全然関係ありません。小倉大臣もツイートしてますが、予算案はパワポで公開されています。パワポじゃ見づらいのでグラフにしました。主な使い道は保育関連、高等教育無償化、障害児支援などです。 その他まともなツイートと記事 私見「5兆円減税

        ニシダ著『不器用で』が描く人の弱さ

          幼保無償化所得制限に対する一観測

          最近話題の「幼保無償化に対して所得制限を設ける可能性の示唆」に対して、多くの「もう産まない」、「子育て罰だ」などのtweetを観測したため、自分の視点から見える部分を文章化しておきます。 幼保無償化?所得制限? 幼保無償化とは、住民税非課税世帯は0~5歳で保育料無料、その他世帯も3~5歳で無料か、対象外幼稚園でも補償を出す、という制度と理解しています。 住民税非課税世帯とは、生活保護受給者、又は前年所得135万(給与収入なら204万4千円未満)を指すそうです。 今回、

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          知能って推論より因果獲得が重要では?

          人工知能・AI・ディープラーニング。 これらの技術が何か革新をもたらしたのか甚だ疑問なので、一介の運転支援エンジニアが"知能とは何だろね"というテーマで掘り下げてみる記事です。 ニューラルネットは幼少期の知能には近いかもね ちょい前に流行ったディープラーニング・AIとかって大体ニューラルネットの範疇と解釈しています。学習(training)データとしてラベル付けされた画像データを与えて学習(training)させれば車でもバイクでも何でも高精度に認識してくれるというやつで

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          ダークサイドのすゝめ

          ようこそ、暗黒面の世界へ。 ストレス社会で日々奮闘する社会人、育児で疲れているご夫婦、コロナで暗い未来を想像している学生。生きていく中でツラいと思う時、苦難に直面した時、あなたはどう対処するだろうか。 苦難を乗り切ることができる人と、押しつぶされる人の違いは何なのか。この記事ではスターウォーズの暗黒面と照らし合わせて、その違いについて考察する。お時間少々頂きたい。 1. 暗黒面は異端最初に申し上げておきたいのが、これから勧めるダークサイドは社会の多数ではなくごく一部しか

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