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仕事を休んでいいレベルがわかれば楽なのに

普通の会社員の人たちは
どの程度の体調不良なら休むんだろう?

これ昔からの疑問だった。
私たち医療の現場では
今はだいぶん休みやすい雰囲気になってきたが
一昔前は熱がでようが座薬でさげたり
少しぐらい吐き気があっても
薬でごまかしたりして出勤していた。

私も新人時代は
扁桃腺が腫れやすかったので
すぐに40度近くの熱をだしていた。
特に緊張やストレスで
なおさらでやすかったのか
何度か繰り返した。

何度か繰り返す中で
職場に迷惑かけてはいけないという
先人の教えが身に付きすぎて
座薬で熱をさげ出勤。
きれるころに震えがきて発熱。
顔が真っ赤なのを気がついてもらえれば
ラッキー。
帰っていいよ。という仏の声がかかるから。

そのあとも熱は続いたため受診。
抗生剤の点滴が始まり
出勤時は休憩中に点滴をしながら働いた。
その結果
肺炎で入院になった…

扁桃腺なので喉がいたくて
食事がとれなくなり
出勤前に点滴をすることになって
外来で点滴したら反対に動けなくなり
動けなくなってはじめて
動けないのでいけません。
と連絡していた気がする。

私が決めた
会社を休むラインは
体が動かなくなる。
そこだったんだろう。

だから
熱がでても薬で下がれば
食事とれなくても
ゼリーとかアイスとか食べてたら
動けるので行っていた。
私だけじゃなく
ほかのスタッフもにたような状態だった。

そう!
そこはまさしく
軍隊か!
と今は思うが
自分の欠勤での状態が
どんなに大変かもわかるため
みんな無理しがちだった。

その後少しずつ
この業界の体質もかわり
普通に熱があるので休みます。
とみんな連絡しやすい時代になっている。
そんな気がする…
場所によるかもしれない…

どうしてこんな話題をだしたかというと
明日休むことにしたからだ。

昨日、同期と二人で仕事後に
焼き肉を食べて帰ったところ
朝起きたらやわらかい皮膚の所すべて
蕁麻疹が仲良く手をつなぎつながり
広い赤い絨毯をしきつめていた。

痛痒いし病院行きたいけど
休日出勤は人数少ないし。
当日はかわりもだせない。
昨日もくそのように忙しかった。

仕事に行くしかないという選択。
自分の病院でみてもらい
点滴と内服薬をだしてもらい。
症状がだいぶん改善したが
息苦しさあったので
少し怖いなと感じていた。

自分のからだが大事だから
明日休んだら。
と、菩薩か!と思うような声を
かけてくれたスタッフがいたので
上司にかけあい今日一日はがんばり
明日は休むことにした。

しかし罪悪感があるためか
他のスタッフの言動が気になる。
熱もないのに休むとかねー。
蕁麻疹って薬でおちついてるやん。
なんて言われてないけど
言われてるんじゃないかって気になる。

心のどこかで
体が動くのに休むなんてあまい!
と自分が思っているからだろう。
でもなぜかすごい眠気と倦怠感
体が休みを要求してると判断し休むと決めた。

決めたのは自分なのに
もう1人の自分が責めてくる。
なんともめんどくさい。

他の職種の人たちの休むレベルってどこだろ。

とても気になる。

それも自分を正当化したいがための気がしてきた。

書いていくと客観的に見えてくる。

私という人間はなんともめんどうくさい。

内服薬を飲んだら
きっと激烈に眠くなりそうなので
今から飲んで朝まで休んでみるとします。


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