論理結合子の意味と日常言語
論理結合子("または","かつ","ならば","でない",等)の意味は日常言語に基礎を持つ。日常言語は雑多な用法の大海だ。では、日常言語(例えば日本語)の用法を観察することにより論理結合子の意味が抽出できるのか?否。
論理語は「規格化された意味」を与えられているのであり、それゆえ「規範的」である。
「正しい推論」「妥当な推論」とは、そのような「規範性」と結びついており、その点で論理学は「 ~すべき」(当為性)と切り離せない。心理学が人間が現実にどう推論するか(時に間違うか)を