2015年 日光 へ 家族旅行
2015年8月の出来事 日光へ家族旅行へ行った話
日光への旅行は2015年8月のことだ。この年は結婚してから10周年という記念の年であり、結婚記念日に日光旅行を計画した。その前に結婚10周年を記念してルビーのピンキーリングをママにプレゼントしたのだが合わせて結婚記念日は日光旅行で盛大にお祝いしたのだ。
だが、あいにく天候に恵まれず、旅行1日目、2日目とも雨の予報だった。そこは車での移動なので、雨の止み間に目的地の散策を行うか、3日目最終日は晴天の予報なので一部日程を3日目に回すか。色々検討しながら出発した。
日光へ出発!
当時パパ37歳、ママ34歳、にいに8歳小3、ねえね7歳小1、けんけん生後半年)
車で日光へ向かうにあたって、ルートは「北関東自動車道」を選択した。空いていたし、速度制限もほぼ100kで走りやすかった。道中、激しい雷雨に見舞われるなど日光地方も一日雨の予報であったが、日光に着くころには曇り空ながら、雨は一旦上がり小康状態だった。
大笹牧場へ、霧降高原ドライブ
午前中のうちに到着し、まずは「霧降高原」へ車を向ける。『栃木県道169号栗山日光線』
霧降高原
というだけあってそこそこのワインティングロードであり霧雨や濃霧が立ち込める中を高地に上がってくると、今日の昼の目的地である
大笹牧場
に到着した。
陶器にお絵描き
アイス作り体験などを長男長女にやらせたい
という妻の希望でこの大笹牧場訪問を計画した。
まずは陶器に模様付け体験をした。要はおえかき
熱心に描いてるねえね
白い陶器に好きな色で自分好みにデザイン。
体験料金 1個 400円(税込)だ。
アイス作り
続いてアイス作り。
到着時アイス作りの開始時間前だったが、すでに10組ほど先客が列を作って待っていた。10数分待ちほどなくして部屋に案内されアイス作り体験が始まった。
作り方はシンプルな昔ながらの方法。コロコロころがして作るそうだ。
◆所要時間 約30分◆体験料金 600円◆定員 各回100名
◆年齢制限 なし ※衛生管理上、持ち帰りは出来ない。
(上記大笹牧場HPから引用)
最初は記念撮影
※ちなみに全てけんけんを前抱っこしながらパパが撮影している。ママも体調が思わしくないためパパががんばるのだ。
にいには車酔いの影響からか少し機嫌が悪い。
モデルのようにポーズを取るねえね
余裕出てきたにいにピースサインしながらゴロゴロ転がす。
にいにが出来上がったアイスにスプーンを挿し込む様子を伺うねえね
さあ食べよう!
にいにカメラ目線で美味しそうに食べてる
昼食はジンギスカン
ここのジンギスカンハウスでラム肉をがっつり頂いた。
昼食後、土産物を購入(旅行初日なので控えめに)したが、あいにくの天候のため屋外での動物との触れ合い・牛の乳搾りなどの体験イベントは一切中止となった。
仕方なく早めに牧場見学を切り上げ濃霧の中来た道である霧降高原道路を通って日光市街地へ戻ってきた。
華厳の滝へ
午後は、日光東照宮見学を予定していたがあいにく降雨状況があり、長時間歩いての見学は厳しいと考え東照宮見学は翌日に延期することにした。そして空いた時間でいろは坂を上り 華厳の滝 見物をすることにした。
は、上り専用の第二いろは坂と、下り専用の第一いろは坂がある。
上り専用の第二いろは坂をひた走る。一方通行の二車線道路なので追い抜き追い越しが出来る。ドライブ好きのパパにはたまらない。※明智平パーキングから二荒橋交差点までは対面交通、片側1車線区間
第二いろは坂は明智平パノラマレストハウスまでは上りの一方通行。
この日は、天候が良くなかったためロープウェイは素通りして中禅寺湖近くの華厳の滝を目指した。中禅寺湖まで上ると、いろは坂中腹までの荒天が嘘のようにすこーし晴れ間がのぞいていた。それでも雲が主体で、まだまだ一雨来そうな雰囲気ではあったが。
華厳の滝
晴れていればサイトにあるような大瀑布が見られるが、エレベータで降りて、直近まで近づいたが、ものすごい滝の音はせれども濃霧のため滝の大迫力をほとんど窺い知ることはできなかった。
どうにも霧雨が降ったり止んだりの天候でなかなか景色が楽しめず、残念に思いながら、明日明後日に期待するべく今度は第一いろは坂を下り早めに初日の宿泊先ホテルを目指した。
1日目のホテルへ
初日の宿泊先はこちら
日光ぐり~んほてる 懐かし家 風和里
ホテルは悪くはなかったと思うが、駐車場が狭い県道を挟んで向かい側であり、降雨が激しくなってくる中での車からの荷物運び・移動に多少難儀した覚えがある。
2日目に宿泊したホテルが高級であり(奮発した)色々印象に残っており、残念ながら上記しか記憶に残っていない。値段的に中級クラスという感じで、家族連れに対する敷居は高くないとは感じた。
2日目、日光東照宮へ
高原って雨ばっかり?
上記日光ぐりーんほてる懐かし家風和里を後にし、小雨の中、日光東照宮を目指した。初日は結構雨に降られたがこの日は雨は降ったり
止んだり。なんとか東照宮観光出来るかといったところ。
雨について
軽井沢旅行でも降雨があったが、日光は山というほどではないが高原地帯には違いない。日光も軽井沢も高原地帯であり私に取って高原地帯は不思議と天候が変わりやすいというより雨が降りやすい印象だ。天気予報で「関東地方ところによりにわか雨」って言ってたら、山沿いばかり降っている感じで、そうすると日光や軽井沢は高確率で雨が降りそうだ。
** 東照宮見学**
2日目午前日光東照宮見学
さて下記HPを参照頂きたいが
日光東照宮は、山麓部分に建立されており、いわゆる東照大権現徳川家康公の墓所である奥宮に向かうには勾配急な階段で山登りをする必要がある。奥宮は難攻不落の山城のようだ。
入ってすぐの三神庫前で撮影
上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言うそうでお祭りのときの武者行列で使う馬具や鎧など装束類が収められている。(上記東照宮HPから引用)にいにねえねにこにこだが・・・後で・・・
続いて五重塔前で記念撮影、このときはママに撮影をお願いした。
「坂下門」を潜ると先には約200段の石段。石段を登りきると徳川家康の墓所である奥宮へ。
これから奥宮に挑むところを撮影
正面右手の男の子がにいに、左手の女の子がねえね、左手前にいる女性がママだ。
パパはけんけんを抱っこしながら撮影している。この頃のけんけんは生後半年でまだまだ小さくこれくらいならパパ余裕だ。
正面奥に「眠り猫」の看板が見える。
** 眠り猫**
左甚五郎作と伝えられている。日光を浴びうたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われている。これより奥宮に通じている。(上記東照宮HPから引用)
当時小3のにいにも、小1のねえねもがんばって石段を登り参拝した。パパはずっとけんけんを抱っこしながらだったのでこの頃には少し疲れてきた。長い石段を下り参拝を終え、そろそろ駐車場へ戻ろうというところ、段々と雨が本降りになろうとしていた。
にいにねえね迷子!
けんけんを抱っこしながら車に戻ろうとしていたパパと、今日はあまり体調が優れないママ、雨に濡れないよう早く駐車場の車へ戻ろうとしていたところ・・・ついてきていたはずのにいにねえねがいない!!
しっかり後を付いてきているものとばかり早合点してしまった。にいにねえねはパパママの後を追えずはぐれてしまったか・・・だが、行きに止まっていた駐車場へ戻るだけなのだから来るはずとも思いつつ、待てども待てども来ない。
仕方なく、けんけんとママに車で待機してもらい雨の中にいにとねえねを探しに東照宮内へ戻った。
数分ほど探していると、正門付近で雨の中途方にくれた様子で雨宿りしている2人を見つけた。ねえねはメソメソと泣いており、にいにが自分も泣きそうになりながらも必死に慰めていた。
駆け寄るパパを認めると2人とも笑顔が見られたが、怒られると思い次の瞬間顔色が強張っていた。
パパは「きちんと後を付いてこないからはぐれたんだよ」と苦言を呈してしまったが2人がすぐ見つかったことに安堵し2人を抱きしめた。
東照宮を後にしてから、日光駅前の定食屋で昼食を取り、駅前のメインストリートで土産物をいくつか見て回り、2日目の宿泊先ホテルへ向かった。
2日目の宿泊先ホテル
車付があるので雨に濡れず
なんとこのホテルは初日のホテルがあった狭い県道を更に奥に進んだところにあった。
相変わらず県道は狭かったが、きちんと駐車場が隣接して確保され、正面玄関前には屋根つきの車付けも!今度は荷物出しも難儀せず、すぐ従業員さんにお任せ。
ウェルカムドリンク付き
更には着いて早々にウェルカムドリンクも!私は運転の疲れを癒すべく早速スパークリングワインを注文して一飲みした。
感動した広いお部屋
部屋は個室露天風呂がついた広い部屋。窓際の奥が洋室でツインベッド、手前の和室が8畳くらいだ。各自の寝る場所は奥のツインにはにいにとねえね、手前の和室にパパとママとけんけんにした。
宿泊した「吟龍和洋室」同型タイプのお部屋紹介
窓側の洋室側から撮影※ホテルサイトから
個室露天風呂はベランダにバスを設置した感じ。このときは結局浸かる機会がなかった。それよりも大浴場・露天風呂が最高だった。何が最高だったか・・・気分的に部屋よし、飲み物よし、風呂よし、って感じ!(笑)なんら具体性がないが・・・ようはすみません。三年前のことなのであまり覚えていません。勘弁して下さい。
夕食について
広い別室、食事の会場に案内され、和牛メインの会席料理(すき焼きだったかな)という感じで料理だけで万は下らないんじゃないかってレベルで、肉がとても美味しかった。ちなみに子ども達は残してしまったので子どもの分も食べた。
正直肉がいい肉で豪華で美味しかったくらいしか覚えてません。写真もないし・・・すみません。とにかく良かったとしか覚えていない。
当時3年前はまだそんなに食事の写メを取る習慣がなかったので良い宿であることを伝える資料が少なくて申し訳ない。
夜は花火
夜には天候も回復しホテルのご厚意(プラン内)ホテル前庭で花火をした。花火の楽しみまで用意してもらえて子ども達はご満悦
花火を楽しむにいに
ピースサインとポージングを欠かさないねえね
最高の夜になったようで良かった。2日目終了!!
最終日について
2015年8月の出来事(けんけんが生まれた年、生後7か月)
家族旅行の大切な思い出を語り尽くしたい。記憶に留めておくために記録し尽くしたい。
というかこの11月は、紅葉シーズンである。紅葉のメッカである日光・奥日光を、大々的に紹介したい。
2015年8月22日
家族旅行最終日、『最高のホテル』(お値段も最高!高い意味で)をチェックアウトし、いろは坂へ向かう。
最終日やっと晴れたためそれまで断念した
1 明智平ロープウェ―に乗って明智平展望台からの眺望
2 中禅寺湖畔散策
3 戦場ヶ原見物
4 奥日光湯ノ湖散策
※湯ノ湖で釣り初体験をした
上記4つを盛り込んだ。
いろは坂を登り明智平ロープウェーから展望台へ
上り専用の第二いろは坂をまたひた走る。ドライブ好きのパパには本当にたまらない道だ。ほどなくして、明智平パーキングに到着。
初日に寄らなかった明智平ロープウェイに乗る。
上空へ向かうロープウェイの中で眼下を撮影
上空方向には青空が見えてきていたが、下方にはまだまだ雲が広がっている。明智平展望台へは約3分。展望台に着くと、華厳の滝や中禅寺湖方向は素晴らしい景色が広がっていた。
パパとけんけんとママ
にいにとねえね
華厳の滝も間近で見た際は、周囲が霧に包まれていてほとんど見えない状態だったが、こんなに遠くからでも迫力ある大瀑布を眺めることが出来た。
標高1473メートル地点からの眺望は皆大満足。特ににいにねえねは、背後にそびえる華厳の滝と中禅寺湖がバックに収まりいい写真が撮れたと思う。
中禅寺湖畔では個人で釣り遊び(フィッシング)の類は認められていなかった(2015年8月当時)
明智平駐車場を出て、中禅寺湖畔に到着、華厳の滝入り口近くの蕎麦屋さんで昼食。その後、中禅寺湖を左手に眺めながら北上し、駐車場を見つけ車を止めて、中禅寺湖畔をしばし歩く。
釣り船屋はあるものの釣具屋は無い。聞いてみると、中禅寺湖は個人でのフィッシングが禁止されているという。
「個人で釣り遊びがしたいなら湯ノ湖に行ったら?」
と言われた。
旅行最終日も午後‥‥ちなみに今乗っているこの車は、今日中(2015年8月22日)に実家(千葉県印西市)に返しに行かなくてはならない。
戦場ヶ原は車中見物で通過し奥日光・湯の湖へ向かう
中禅寺湖畔から奥日光まで距離約13㎞国道120号線『日本ロマンチック街道』を行く。中禅寺湖は標高1269m、奥日光湯ノ湖は標高1475mであるので、標高200mほど登る。
戦場ヶ原は車中から眺め、通過する。残念だがまとまった時間がないため、湯ノ湖へ急行する。
湯ノ湖へ到着したところ釣り具屋がすぐ目に入り湖畔の岸辺で釣りをしている人がちらほら。
釣り初挑戦は散々な結果に
早速釣竿、餌、など、パパにいにねえねの分をレンタルする。ママはけんけんと応援係だ。
準備完了でフィッシングタイム!
当時流行っていた?アンガールズの真似?
パパ、丁度釣り初挑戦中だったので、フィッシングしながらカメラ目線したら変な姿勢に。
※写真左手奥が『日光湯元レストハウス』
にいになかなか釣れずちょっとイライラ
天真爛漫なねえね。カメラ目線でポーズを忘れない。
結局時間もあまり無く、午後3時を過ぎ「おけら」のままレストランで休憩。スナック類やアイス等おやつをイートインで食べる。
なんと奇跡の施しを頂くことに
日光湯元レストハウス
(営業は11月いっぱい、奥日光はだいぶ冷え込んできているそうだ。例年この時期10月下旬は初雪も。紅葉の見頃も終盤)
時間も午後夕方に差し迫ろうとしているなか店員さんに
「釣りって難しいですね。全く釣れません」と話すと………
「丁度今日釣れたばかりのニジマスが余ってるから差し上げますよ」
となんと7尾も!〆たばかりだそうで、(肝心の画像が無い…)せっかくなので湯ノ湖に来た記念に頂いて帰ることに。7尾ともさばいてはらわた(内蔵等)を取り除いて渡してくれることになった。人が釣り上げたものだけども、釣れた魚を持って帰れるだなんて本当に嬉しかった。
日光までが遠い…
さて、時刻はもう夕方、旅程の計画通りであれば、もう日光ICあたりから高速に乗ってないといけない時間。レストハウスの方には深々とお礼申し上げ、いつか必ずリピートで観光に来てお礼を言いに来よう。そう思い奥日光湯ノ湖を後にした。
この先、戦場ヶ原→中禅寺湖畔→いろは坂下り→清滝インター㏌(日光宇都宮道路)と高速(有料道路)、その後の東北道へまではまだまだ果てしない道程がある。戦場ヶ原通過時すでに日が落ち始めたように覚えている。
中禅寺湖畔はあえて裏通りを通り、国道120号線を走る先方の車を出し抜いて先を急ぎ、いろは坂下りに突入したが……
『いろは坂が大渋滞!?』
いろは坂下りは道幅はある程度広いが、1車線限定。九十九折の下りが続く。普通の車でも詰まって渋滞になるところ、大型車(バスやトラック)でもいようものならたちまち大渋滞となる。この日も渋滞の原因は定かではないが、かなり抜けるのに難儀した。
やっといろは坂を下り終えてから最初のコンビニに寄る。そう、ニジマスを頂いたとは言えクーラーボックスには何も備えがない。コンビニで、大きいロックアイス(氷)を2袋買いニジマスを上下に挟み込むようにして持ち帰る。
やっと着いた日光口PAでお土産購入と夕食
もう辺りは真っ暗だ。『清滝インター』(日光宇都宮道路の西端)からやっと高速に乗る。もう午後6時を過ぎ、道路を照らす照明に乏しい地方の有料道路、真っ暗だ。乗ってすぐの『日光口PA』に寄る。高速道路だが『日光の玄関口』といったイメージだ。
ここで最後に日光土産を購入する。時間も時間なのでここで夕食だ。二泊三日の日光旅行もおしまい。家に帰るまでがなんとやらというが、蛇足になるといけないので記事はそろそろお終いにする。
このときは、けんけんが大きくなったら家族皆でもう一度来たいと思い日光を後にした。
だが、ママとはもう来れないと思うと辛いが、ママと一緒に旅をした場所はママの遺影と一緒にまた行きたい。そう思ってる。
※ニジマスについては実家に3尾お裾分けし、4尾を自宅へ持ち帰り翌日私が三枚に捌きフライパンで焼き魚にしてみんなで食べた。
現地で頂いたものだということを改めて実感しながら食べたら本当に美味しく感じた。いつか自分もこんな大きな魚(1尾30㎝くらいあった)を釣って食べてみたい。そう思ったが、現在まで実現はしていない。
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