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アジアが、とても身近になってきている。

最近の浅草は寂しい。
コロナウイルスを受けて人混みを避ける観光客が増え、
浅草を歩き回る観光客は気持ち少なくなっているように感じる。
日本人より遥かに高い衛生意識を持ついまの観光客はほぼ間違いなくマスクを着用しているし、入念に手洗いしているのをよく目にする。本当1つのウイルスが自分たちの生活を激変させてしまったと痛感するばかりだ。

なぜ武漢市に取り残されている人たちから暴動が起きないのか?逆に疑問に思うことすらある。
もちろんウイルスにかかった家族や友人を置いては行けない、いま暴動を起こしたら監視社会の中で自由に生きていけないなど、背徳感や恐怖感からの行動もあると思うけど、あの中で過ごしている市民の直面している恐怖感を考えると、正気で日々生活ができていることが奇跡のように思える。
この状況での彼らの動きをみて今の中国の民度を批判するなんて到底できない。

香港でのデモに始まり、中国でのコロナ大流行、韓国映画「パラサイト」のアカデミー賞受賞、地名の出方は様々だけど、本当にここ半年で東アジアの国境をまたいだ事件やイベントがことを欠かない。
そしてそれはアジアの中の日本と他国を近づけてくれているように思う。

アジアが、とても身近になってきている。

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