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六甲おろしを演奏した話。
どーも。Yossi-です。
今年2023年、私の贔屓野球チームが18年ぶりにリーグ優勝を成し遂げまして感動に浸っていたここ最近でございます。
別ブログでファンとしての事は語りましたので今回その話を掘り返す事は致しません。
時系列的にこの記事は阪神タイガースが優勝した9/14から3日後のお話です。
あの曲を演奏する事になりまして、その時のちょっとした背景を物凄く大袈裟に書いた記事とさせて頂きます。
よければ最後までお付き合い下さい。
2023年9月14日。関西は阪神タイガースの18年ぶりのセリーグ優勝で大盛り上がりを見せた。
当然それは、この僕も含めてである。
体調の問題でお酒を飲めなくなった高校時代からの友人の家に呼ばれて、彼の家で中継を観る事にした。
実は最近彼とは会っておらず家に行くのも久しぶり。彼は昔のバンド時代にスタッフ業務をお願いしていた時期があり、そんな頃はかなりの頻度でお邪魔していただけに懐かしい気分だった。
彼と話す内容は、昔からバンドの事か阪神の事。他にも話す事はあったが「7割はそれ」だった。
優勝の瞬間には彼は今日だけと酒を飲んだ。僕は家から持って行った三缶を全て飲み干し、パインアメもほとんど食べてしまった。
その翌日から、頭は週末の事を考えていた。週末にはいつものオープンマイクイベントがあり、ユニフォームを持って行くかどうかを考えていた。
そんな時にオープンマイクのホストさんから次のプレイリストの話で連絡が届いた。そのリストには「六甲おろし」が入っていた。
やりましょう。僕は即断しユニフォームを持って行く事を決めた。
そして音源を聴くと凄く自分の好きなタイプのドラムフレーズ。オープンマイクに行く前には自主練習で大体2時間ほどスタジオに入るけれど、軽く45分は使ってしまった。
それほど今回はいつになく熱を入れて臨んだ。
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まさかの曲登場に笑っていたお客様もいたが、当然の如く盛り上がった。即興の演奏にしてはかなりまとまった方だと思う。
終わってから仲間内数人には「今日の個人練習で1番練習して来た」と言った。
そりゃそうだろう?
この曲は1年に1度も普通は出てこない。いつも洋楽カバーが中心だからである。
きっと出すチャンスがあったのはそれこそ「18年前」だろう。
僕は17年前にファンになった。だから「ARE」は1度も生で観ていないのである。
いざやれる機会が出来た。
真面目に曲を聴けば自分の好きなドラムフレーズ。よく僕が言っている「習ってなかったら全然出来が違うと思う」曲に入る。
沸くから楽しいとかではなく、純粋に演奏するのが楽しかった。
そもそも、僕が何故「ドラムで初ライブしてからちょうど20年」なんて覚えているのか。
割と僕は時系列を覚えている方だ。何故ならまだファンではなかったけど、阪神がその時も18年ぶりの優勝だったから。
その数日後だったって事だけは覚えている。
阪神の優勝はそれぐらいない事だから、「次いつ演奏出来るかわからない」気持ちは凄くあった。
だから「これが最後かもしれない」って気持ちで練習した。ただそれだけだ。
だけど今は黄金時代が来たって思ってる。
来年も、きっと演奏出来る。
今年も「本当のアレ」を掴んでくれるはず。
ファンとして、そう信じている。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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