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【60代半ばでサラリーマンからフリーランスに転身】その1

「ホームページ制作にお金をかけるな」の第2回を書いてから間が空いてしまいましたが、決してさぼっていたわけではありません。皆様の参考になるかもしれませんので、事情をご説明します。

私は1979年に社会人になってから、最初の会社に23年勤務、次の約10年で数社に勤務して、直近の会社に11年勤務しました。いずれの会社でも、貿易、輸出入、国際物流とロジスティックスに関する仕事をしてきました。直近の貿易商社では、一貫して中古の自動車部品の輸出実務をこなしてきました。

昨年定年を迎えましたが、1年毎更新の契約社員になり、今年の年末を持って退職と相成りました。定年を過ぎての再雇用契約だったのですが、想定より少し早く契約終了になりました。隠居つもりは毛頭ありませんで、次の仕事の準備を急ぐことになり、60代の転職大作戦の活動を開始したのです。

これがこのブログへの投稿をお休みしていた理由です。次の仕事を探すと言っても、年齢はシルバー領域ですから、正規雇用は到底見込めませんが、先ずは複数の転職サイトに登録することから活動を開始しました。最初は11年ぶりに履歴書と職務経歴書を更新しました。久しぶりの作業でした。

履歴書はともかく、職務経歴書の更新がたいへんでした。ここ11年で自分も進歩しているし、その前の会社までは経験しなかった「採用担当」も経験してきたことで、求職者の気持ちばかりではなく、採用する側の気持ちもたいへんよくよくわかるようになっていたので、大幅に書き直しました。

11年前に書いた職務経歴書は、経験した会社別に何をしてきたのか、詳しく丁寧に記述されていましたが、成してきた成果の訴求が甘く、数字を使った説得力のある成果報告もされていませんでした。書き直すに当たり、再度過去の仕事を見つめ直して、数字による実績の記述も行いました。

また、転職回数が多いので、従事してきた仕事の内容で括って、最初の20年、次の10年、直近の10年で何をしてきたのかを冒頭でまとめました。その次に古い順からの勤務先別に経験した仕事内容の記述を行うという、二段構成で書き直しました。読む側、採る側に気持ちへの配慮を行いました。

職務経歴書の最初の「概要」の部分のいちばん上の行に「私は貿易・輸出入・ロジスティクスの専門家です」という見出しをつけました。その後の詳細な記述を読んでもらうために、先ずは読み手の興味を引くことが重要です。皆様の中で職務経歴書を書いている方がの参考になるかもしれません。

このような手法は、ここ数年間にわたり、企業のSNSアカウントで海外向けのフェイスブックページとインスタグラムの運用と宣伝活動を密に行き、成果を導くために相当に勉強してきた経験が活きました。とにかく、転職活動に於いては、自分自身という商品をどれだけ売り込めるかが勝負です!

ということで、60代半ばの転職活動が始まりました。ある程度の成果は出ていますが、その続きは次の投稿で書くことにします。60代に乗ってからの転職活動に取り組んでいる方で、私の最新の体験談や今どきの転職活動について知りたい方は、次の投稿を待たず、直接お問い合わせ頂ければ、ご相談に乗れる可能性があります。このブログへの問い合わせか、私が運用しているフェイスブックページ「貿易大好き輸出大好き」からのダイレクトメッセージ、またはツイッター「貿易実務相談室」からへのダイレクトメッセージでお問合せください。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。また1月に投稿いたします。どうぞよいお年をお迎えください。

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