東京港は青海埠頭で、世界最速のコンテナの荷下ろし作業を見てきました。

画像1 海外販路開拓・メイドインジャパンの輸出促進に関する記事を書き始めるに当たり、最初の投稿は、コンテナ船の荷役の写真でまいります。この大きなクレーンがガントリークレーンと呼ばれるコンテナを積み下ろしする際に使われる、近年の港には欠くことのできない設備になっています。別名「キリン」とも呼ばれ、遠くから見ると、複数のキリンが埠頭に並んでいるように見えます。今どきの貨物の海上輸送は、国際規格(ISO)サイズのコンテナを利用するのが当たり前になっていて、コンテナは陸上ではトレーラーや鉄道で輸送されています。
画像2 対岸の大井コンテナ埠頭には、大型のコンテナ船と中型のコンテナ船が見えました。奥の船はアメリカ西海岸に向かう大型船で、私が手配したコンテナも載っているはずです^^ 手前の船は日本の主要港と韓国の釜山港を往復しています。この中型船を使う輸出の場合、日本の主要港を出た船は釜山港に行き、そこでコンテナは一旦船から降ろされて、北米や南米に向かう大型船に積み替えられて目的地を目指します。
画像3 輸入コンテナの荷下ろしの場合、ガントリークレーンがコンテナを船から降ろす時には、トレーラーが準備万端で待ち構えています。クレーンオペレーター(クレーンを操縦する人)は、かなり高い位置から、狙ったトレーラーめがけて、寸分違わぬ精度で次から次へとコンテナを降ろしてゆきます。関係者から聞いたところでは、東京港の荷下ろし速度は世界で最速とのこと。やはり日本人の技術は素晴らしいと、ここでも感心してしまいます。
画像4 夜の大井コンテナ埠頭に停泊中のコンテナ船を青海コンテナ埠頭から見た画です。とても美しい夜景を撮影することができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?