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リアリズム

iaku モモンバのくくり罠 を観劇しました

演劇は以前から興味があったけど、なかなか観劇しに行くタイミングがなくようやく心のおける友人の勧めで、一緒に観劇しました

戯曲のテーマもシチュエーションも興味のあるものだったので今がこの戯曲に出会うベストなタイミングと言えるぐらいにフィットした
舞台に凝らされた工夫にいちいち感動し、役者さんたちのリアルな演技も見逃したくないし、目が足りないし、ワンシーンを感じるにも時間が足りない
とても贅沢な体験でした
映画は好きでよくみているので、演劇となると映像としてのインパクトや没入感は映画より劣るのかも、もしもイマイチ満足できなかったら悲しいな
と思っていたけれど、そんな心配はなく、舞台の照明が落ちれば高揚し、照明がついて裾から役者さんが出てくればもうその舞台に引き込まれていた
今回の舞台があまりにも素晴らしかったからかもしれないが、没入感で言えば映画よりも舞台は自分のコンディションに関わらず没入できると思った
それはやはり、当たり前かもしれないが役者さんを生身で観ているし、映画みたいなカット割りがなくあくまで自分の見える画角で、視点で見ることが、違和感なく舞台の上は現実のことと感じるのだと思う
今回は特に役者さんがずはらしかったのかもしれない
途中で、もみじ大丈夫だよ!!!と叫びそうになったほどである
この戯曲は、エンタメとして知ってると言うより、現実に限りなく近いところで認知していて、心が動かされた経験として刻まれた
これがどれほど凄いことか、、、

舞台の内容はもう人間らしさ満載で、もみじを起点に登場人物各々が自分と大切な人と周りの人たちのことと、真面目に向き合う、
まだまたもみじに共感するよね、大人じゃないよね、と
鹿があまりにもリアルだったし、水も出る、すごい
おもしろい!おもしろいぞ!舞台!!!
最高の体験だったし、生物だからこそもう一度同じ感動はできないことが寂しいけれど、出会えてよかった
初めての体験をサポートしてくれる人には本当に感謝したいし、貪欲に求めていきたいと改めて


追記、最近考えていることとして
好きなことの傾向として、リアルであることを大切にしているし、心が動かされるフェチだとわかった
音楽体験、映像体験、運動体験、どれも当てはまっている
テレビで見るお笑いと言うものにあまりのれないことが不思議だったけれど、テレビで見てる以上、予定調和に作られた笑いな感じがして自分にはしっくりきてなかったのかも
笑のツボは浅いので、何でも笑えそうな気がするが、テレビで見るお笑いはハマらないしあまり笑えない
お笑いも生で観てみないとな、と

今年はリアルな体験を沢山できたし、初めての体験も多かった
贅沢な一年だったな

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