幸せを人に委ねず、心の穴は一人で埋めていく

これ、誰しもがやりがちなことだと思っています。

死別・失恋など、好きな相手や家族との別れとは悲しく寂しいものです。ぽっかり胸に穴が空いてしまう。

実はその胸の穴は元から空いていて、たまたま出会った相手が一時的に埋めてくれていただけに過ぎないのです。誰しもが大なり小なり穴は空いているし、だからこそコミュニケーションを求めて協力していくもの。

自分の幸せ（心の穴の埋め合わせ）を他人に委ねるのはお互いにとってよくない。短期的に見たらすごく安心できて楽しいですよね。けれど、生きているといつかはその問題が降り掛かってくる。

「あの人と一緒だから楽しい」ではなく、「自分でこういうことをやっていきたい」というものを見つけていくこと。

それに、そういう特定の相手との幸せというのは、他人と比べているから起こり得る面もあるなと感じています。休日のショッピングモールやYouTubeやInstagramなどなど、孤独感を感じている身としてはやるせない思いになることもありますよね。

夫婦円満で家族みんな仲良く過ごすのは良いことです。しかしながら、人生のすべてをそこに捧げていくのは違います。

すべてが不確定要素ばかりになリますからね。自分の幸せ貯金をレバレッジ25倍で相手という名のFXに全額投資しているようなもの。貯金の5％くらいならアリでしょうけど、もうこんなの、貯金0円を超えて借金生活になる可能性大です。

厄介なことに世の中にはこの大博打で成功している人もいます。だから夢を見てしまうのだけど、現実的には相当な努力をしていたり、表面上は仲が良さそうに見えてもさまざまな問題を抱えていたり。

（わたしも元カノと同棲していたころ、仲良いねと言われていましたが、実際は問題だらけでした。反省しています）

人生、遅かれ早かれ、なんらかの形で修行期間があるのだなと。ありがたいことですけどね。