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農業バイトのデメリットや課題点

農業バイトについて、今までは肯定する内容ばかり書いてきました。

今回はあえて、デメリットというか「課題」について簡単に語っていきます。

給料が低いことが多い

主に通年雇用の農家さんの話になるのですが、肉体労働の割には最低賃金の場合が多いです。個人的にはそれでも自然のなかで仕事ができることに付加価値を感じるので問題はないものの、純粋に身体を動かしてお金を稼ぎたいという人には向かないと思います。

ゆくゆくは農業を生業にしたい・農業に興味がある・その作物に興味があるといった、お金稼ぎ以外の目的がないと農業バイトをわざわざ選ぶ理由はないかもしれません。

なお、みかん・梅・お茶などの季節労働は話が別。短期間の住み込みで給料がよいことが多く、毎年リピーターとして出稼ぎに来る人もたくさんいらっしゃいます。


ご年配の方と価値観が合わないことも

農業は特にご年配の方と一緒に作業をすることが多いです。

となると、なかなか話が合わないことも多いんですよね。それが不快だとかはないのですが、休憩時間の話題がゴルフだったり昔話だったり、ついていけないなぁと思うことはしばしば。

個人的にはそれも楽しめはするんですけどね。ただ、たまにこちらの考えを否定されることはあります。そういうときは笑顔を作って黙りましょう。笑


無意識のモラハラセクハラ

上記の価値観と似通った部分になるのですが、当人たちはそう思っていなくても、今の価値観だとモラハラやセクハラ・パワハラまがいなこともたまにあります。

そんなに仲良くなっていない段階でも女性の前で平然と下ネタと言ったり、男は仕事・女は家庭といったことを未だに平然と話す人もかなり多いです。

「まあ世代の違いだし仕方いないよなぁ」と受け流すのが一番ですので、基本的にはスルーしましょう。

もちろん、あまりにも過度なハラスメントは訴えるべきです。


教え方が雑

これはみんながみんなというわけではないのですが、農業って基本的にマニュアルが存在しません。人によってもやり方が違うし、天候を始めとした状況次第なところもあります。

そして「とりあえずやってみろの精神」で見様見真似でやってみるのですが、これがまあ何度も注意を受けるんですよね。人によってはこれがストレスで辞めたくなる一員になるとも思います。

しかも、雇い主から「Aさんに聞いて」と言われたので聞いて作業をしていたら、そうじゃないと言われるみたいなこともけっこう多いです。いやじゃあ、Aさんのやり方が違うのかと思ったらそうでもない。

このパターン、けっこうあるから本当に困る。なら最初からあなたが教えてくれよと思いますよね。

雇い主からしたらこれもコミュニケーションなんだろうなと最近は思うようになってきました。個人的には数分なんだし、ちゃんと雇い主がついて仕事を教えてほしいんですけどね。どう転んでも注意を受けるのは理不尽すぎる。


ひとことまとめ

農業バイトのネガキャンというつもりではなく、こういう一面も実際にあるよという共有でした。実際は優しい農家さんも多いですし、自然のなかで身体を動かして働けるのは非常にありがたいです。




いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)