見出し画像

日誌「何かを拾ったり捨てたりしながら生きている」 #1212

久しぶりの結婚式参列。式場のある東京へ朝から向かったが、フォーマルスーツがどんどんと熱を吸収していく(気がする)。社会に出ると大学時代の同窓にさえ会う機会は減るものだろう。私はその極みのような人生で、今日も10年ぶりぐらいに会う同窓たちがいた。当然イベントの主役は新たな夫婦なわけだが、参列者としてはそういう場でもある。

未来とか将来というものは、つねに不透明だと思う。また、現代は情報社会で様々な事物が毎秒我々の身体を通過していく。その中から、何かを拾ったり捨てたりしながら生きている。私はそんな感じがする。もちろんそこに良さもあるけれど、独りでは抱えられなくなることもあるだろう。その時に、物理的に手を取り合えるのが家族なのではないだろうか。

この記事が参加している募集