顧問(コーチ)のやりがい①「部活動を通して、その活動(スポーツ)が好きになってくれること」
今日は少し嬉しい話です。
私は今、中学校でバスケ部の顧問をしています。
副顧問の方もおられますが、その方はあまり来られることはなく、それでも、私に対して時折感謝といろいろな気付きを与えてくれます。何も不満などありません。
そんな中で、その副顧問の先生が授業を担当している1年生のクラスで、その先生が部活動の話をしている中で、クラス全体に
「部活動もっと時間増やしてほしい人~?」
と聞いたら、手を上げたのは何とバスケ部だけだったようです。
また、2年生の部員のうち3名が、「先生、クラブチームに参加しようと思います」と言ってきました。
もちろん部活動の練習を優先させながらです。平日は時間が1時間も練習時間が取れないこともあり、単純にもっとバスケが上手くなりたい。
という動機からです。
うちのチームは実力からすれば、本当に弱いです。おそらく地区でも最下位クラスです。昨年度もそうだったようです。
昨日の練習試合も大敗でした。
それでも最後まで子どもたちは雰囲気良くできました。私も絶対に戦う姿勢と励まし良いところをひたすら見つけながら言葉かけをしてきました。
少しずつですが、明らかに子どもたちは楽しく元気に生き生きと活動している時間は増え、バスケのスキルも確実に上達しています。
勝つことも大切ですが、それ以上に人間力、人間性の向上とともに、最も大切なことは、
「バスケットボールを好きにさせること」
これに尽きるのかなと思います。
「好きこそものの上手慣れ」
ということわざもあるように、好きになれば勝手に練習して勝手に上手くなっていきます。
うちのバスケ部は部員がたった8名ですが、みんな休まず参加しています。
見学でも参加します。
「練習がしたい」
「上手くなりたい」
そのスイッチを入れるのがコーチとして最もやりがいを感じること。
そう思えた嬉しい子どもの姿でした。
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