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分散化した情報に適した『シェアリングエコノミー』

『シェリングエコノミー』という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
単語だけでもなんとなく分かるかもしれませんが、「共有経済」においてその役割を果たします。
代表的な企業にタクシー会社ですが、タクシーを1台も持たない「UBER」
不動産屋さんなのに1件も物件を持たない「Airbnb」があります。

動いだした経済と動き出した人達
社会が分散化し、ネットワークで繋がっているからこその経済の形。
UBERは個人のネットワークを利用して、運転手もタクシーも持たない状態にも関わらず、フォードやGMの時価総額を超えるほどの成長をしています。
Airbnbは、簡単に言うと「民泊」です。


空き家を提供したい個人と住みたい個人を分散したネットワークで繋いだことで大きく前進しました。
私も登録だけはしていますが、モンゴルにちょっと行ってくるね。なんて会話が普通に出て来そうな手軽さです。


今までは考えられなかったことが普通の会話の中で行われているのです。
ちょっと行ってくる。で、「ヌーの大移動」なども目の前で見ることが出来るんです。
ホテルを借りる金額とほとんど変わらないかちょっと安いくらいの金額だったような気がします。


こう見ると新しい企業の成長が8年という周期で爆発的な成長を遂げているように見えます。
日本ではユーチューバーを始め、ライザップ、メルカリがその成長に乗っています。
どれも大体8年という数字が当てはまります。


しかもこの広がりは企業によって作られたものではなく、特定のユーザーによる口コミやレビューを書いた時点で自然と全世界に広がるようになっている。素晴らしい分散システムと言えます。

お金を持っている「資本経済」から信用を持っている「評価経済」へ


これはお金を持っている人よりも、信用を持っている人の影響力の方が遥かに価値がある。という経済が普及してkているということです。
お金をいっぱい持っている人の拡散力よりも、フォロワーが多い女子高生の方が拡散力。つまり経済を動かす力を持っている場合が多々あるんです。


これが「評価経済」といい、新しい経済発展の原動力になって来ています。
これまで、実績を上げて来たやり手の経営者は頭を抱えても分からない状況ではありますが、現実に経済を動かしていることに間違いはないのです。


このように経済の動きは予測不能な方向に進んでおり、企業と個人の経済から、個人と個人の経済へと移り変わって来ているのです。これは全てではなく、そうしても企業が挟まらないと回らない経済ももちろん存在しますので、見極めるという視点を持っていないと一気に置いて行かれそうです。


まとめ


この企業と企業の経済から、企業と個人の経済。
そして、企業を挟まない個人と個人の経済の形がどんどん形を変えて変革していくことは間違いありません。


そこに企業として立ち向かうには、企業の中の個人の力が必要不可欠です。
ですが、個人で稼げるようになった今。企業が雇っている側という目線を変えていかないと、手遅れになるのではないでしょうか?
ちょっと感のいい経営者はもう動き出しています。


ひと昔前の栄光にしがみついていると、社員はどんどん給料以上に稼ぐ手段を身に付け個人の経済へと移っていくことでしょう。
そうなれば企業の人財とは、どのような人達で成り立つか想像してみてください。
個人では稼げない人達の集まり。つまりお金を生むことが出来ない人の集まりになってしまいます。


個人で稼ぐのが当たり前になってきたことへの対策をしておく必要がある。
いい給料を払っているのだからキチンと給料分くらいは働いてもらわないと困る!なんて言う経営者がいたらもうすでに手遅れなのかもしれません。
時代の流れはもうすでに加速していっています。


私の見解では5月にもう一波来そうな予想をしています。
とんでもなく大きく経済が動きます。
企業も個人も考えるスピードを上げて行かなくてはならない期間が今なんです。


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