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「MATCH」とはなんなのか
皆様お久しぶりです。なすなすお改めなすなす央です。作曲は休止だと言っていましたが、「モミアゲヲ投稿祭」というイベントが開催されると聞いて、急遽曲を作ることにしました。その曲が「MATCH」です。
背景とコンセプト
「モミアゲヲ投稿祭」は雑学を題材にすることがルールらしいので、私が手元に持ってた数少ない雑学から「ポカ○スエットとオロ○ミンCを混ぜたらほどよい刺激とほどよいやさしさでおいしい」という雑学を題材にしました。
なお、本当は「混ぜるとMATCHになる」と思っているのですが、根拠もなにもないので、深くは言及しません。
最近はネタ曲の中で深いんだか深くないんだかよくわからないことを述べる作風で行こうとしているので、今回もそんな感じに
初めはポカ○とオロ○ミンCを混ぜるとおいしい
なぜか人と人の関係の話をする
みたいな曲の流れにしました。(が、これをやると真面目な曲なのかネタ曲なのかわかりづらくなることに気づいたので、今後はもう少しネタ寄りにしようかなと思いました。)
歌詞のこだわり
今回の歌詞は以下です。
ポカ○スエットと
オロ○ミンCを混ぜたら
ほどよい刺激と
ほどよいやさしさでおいしい
きっときみとぼくもたぶんそう
似たもの同士とは言えないけど
ほどよい刺激とやさしさが
ずっと続いていくんじゃないかなぁ?
二つのものが一つになって
MATCH と名がついたように
あの日きみにあの言葉を
もし伝えられてたらさぁ
あのときのあの関係にも
名前がついたかなあ
やわらかい泡が口の中ではじけた
(びたみんすぅ びたみんすぅ)
ポカ○スエットと
オロ○ミンCを混ぜたら お い し い
炭酸とスポドリを混ぜて
「微炭酸」と名がついたように
あの日きみにあの言葉を
もし伝えられてたらさぁ
あのときのあの関係も
違うものになったかなあ
ツンと胸に沁みて涙が滲んだ
ぼくにとってきみのやさしさは不可欠(ビタミン)
Imagine…(想像してみて…)
(びたみんすぅ びたみんすぅ)
ポカ○とオロ○ミンCを混ぜてみるとおいしいように、ぼくもちょっと勇気を出して一言が言えてたら、うまくいってたのかなぁ、という歌詞です。
語彙力が無さすぎて「やさしい」を凄まじいほどに連呼していたので、何個か近い言葉に変えました。
「似たもの同士とは言えないけど」のところは個人的にお気に入りです。
ぼくにとってきみのやさしさは「不可欠」のところは、どう読んでもビタミンとは読めないのですが、いないと困るということを強調したかったので無理やり読ませました。
「Imagine」は韻踏んでるだけですが、急に英語しゃべりだしたら面白いかと思い入れました。
作曲のこだわり
今回はコードをメモってなかったので、コードの振り返りはやめようかと思いましたが、せっかくなので YAMAHA の Chord Tracker (コード推定してくれるios アプリ)にかけてみました。
ちょっと凝ったことした部分は違う気がしましたので書き換えましたが、だいたい合ってる気がしたのですばらしいですね。
■イントロ
以下の繰り返しです。ベースが全音で動くようにオンコートにしてます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515128/picture_pc_75017a6a96fb276cc7624cdb95169490.png?width=1200)
■イントロ〜Aメロ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515125/picture_pc_fe02f2881728f7b3697e4be749678c75.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515127/picture_pc_0b341f9c1d1337b2af2b04424f0e629a.png?width=1200)
■Bメロ
最後のところのメロを半音下がるようにしたかったので、augにしましたが、ちょっと違和感あるような…聴いてるうちにわからなくなってきました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515133/picture_pc_2736e0a734ef300598f00e3bbc50d816.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515131/picture_pc_e65384e08b2ae036dc65a56b43f799a6.png?width=1200)
■サビ前半
多分Dに転調しました、メロにぶつからないようにonコードやらsus4やらに助けを借りました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515129/picture_pc_5507223239550288e5ec2b5facbcb9fa.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515130/picture_pc_01714588dec844b5a1023786e45afbc2.png?width=1200)
■サビ後半
初めはD→Em と行っていたのを、ベースがD→E♭→E→Fと半音で動く様に変えています。
メロは前半と近いのですがコードを変えて変化をつけています。そして最後はEmが鳴ってイントロに帰ります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515132/picture_pc_155a66349a337229e41c293d53798a02.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80515126/picture_pc_763e3f4677e0dd6b07f107bacd25b2dd.png?width=1200)
環境や使ったプラグイン
基本はいつものやつです。
DAWははじめGarageBand、あとcakewalk。
ボーカルトラックにはnectar、他トラックにはneutron、音量バランスをtonal balance control でみてマスタリングはozoneです。
その上でギターはsession guitarist electric vintage、PAD に sampletank4、ドラムはGarageBandの drummerを使いました。ボカロはmobile vocaloid editorの初音ミクさん。
GarageBandからcakewalkへのmidiデータの移行はGarageBandからmidiを出力でやりました。
上記に加えて今回はピアノ音源の体験版(UJAMの音源は30日無料で使えるのです。神か?)を導入しました。VOGUE という、コードを入力するとあうフレーズを鳴らしてくれる素晴らしい音源です。ここのところ、音源を選ぶポイントは「細かくベロシティ打たなくて済む」という、DTMerに喧嘩売ってるみたいな感じになってきました。結果として今回の曲は自分で打ち込んだフレーズはボーカルのみという、画期的(笑)な状態になりました。でもこれでいつもよりいい感じになるんだもんなぁ。あたしゃ何のためにいるんだ。
動画のこだわり
今回はもう時間がなさすぎて手抜きになってしまいました…
とはいえ、短時間かつ少ない素材でできることをいろいろやってみたつもりです。星とか飛ばすところは意外と綺麗になって気に入っています。また例の初音ミクさん借りてしまいました。シルエットだけだと普通に見えますが真の姿はパンツ一丁のおっさんです…かきPさんありがとうございます。あとは「おいしい」の画像は某曲のパロディですが、もう「おいしい」が出るたびにやろうと思います。
最後に
今回わりといい曲になったのではないかと思ったのですが、思った以上に再生されなくて地味に凹んでいます。曲作り自体楽しいのでこれからも続けていくとは思いますが、再生されないということは、作ったものの方向が間違っているのか、(自分はわりと上手くできたと思っているのに)よくないものができてしまったのか、自分の感覚に迷いが出てきてよくないです。でもこればっかりは仕方がないです。よりいいネタ曲を作っていくしかありません。
なにはともあれ、次の曲は多分無色透名祭だと思います。あとはボカコレに出たいです。次回のボカコレは本気で取りに行きたいです。何を取りに行くのかって?あの日の忘れ物ですかね…?
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