【徒然】 映画「母性」を見て
湊かなえさん原作の映画
「母性」を見てきた。
この方の作品は
何作かを読んだり
映画を見たりしただけですが
いつも本当によく観察され
描写されてるなぁと感心する。
今回の「母性」。
私自身、母との関係に
長いこと悩み続けてきたので
この作品には共感できることが
たくさんあった。
おおらかな母親に育てられた女性や
男性にはこの作品が理解できるのかな?!
理解できない方を
私は純粋に羨ましいなぁと思ってしまうなぁ。
この作品において
誰もが
それぞれなりの
愛情や思いやりもあるのだろう。
ただ
世界を見るメガネが歪んでしまっている。
愛情を求めても得られない
または
自分が求める形では得られない。
そう思っていても
求めずにはいられないことがある。
自分が執着することで
自分を不幸にし
誰かを不幸にしているのに
気づかない
気づけない
気づいても手放せない・・・
母娘関係のエグさ苦しみ
私はそれを体験してきたし
それによる
人生の喪失感・虚しさも
激しく痛感している。
いつかどこかで
わたしの母娘関係の
愛と歪みを書いてみたいなぁ。
湊かなえさんの
創作力・書く力の凄さを思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?