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【しない子育て】 魔法の言葉 思春期編


思春期の子ども。
世界が一気に広がるけれども
まだまだ世界の厳しさや
危なさを知らない。



それでいて
一人前になったような気持ちで
恐れを知らず
大海原に漕ぎ出そうとする。

それは頼もしいことだけれども
特に男の子は
親と話さなくなる傾向がある。


何をしているんだろう?
どんなことを考えているんだろう?


親として不安になりますよね。


子どもを監視しなくても
ハラハラ心配しなくても
子どもから情報を得て
安心して見守る方法があるんです。


それが
この魔法の言葉。


この魔法の言葉の威力が
さらに発揮されるのは
実は思春期以降なんです。

 “「私は○○だと思うんだけど、   あなたはどう思う?」 ” 

息子達が高校生になると
池袋や新宿など
都内でも大きな繁華街は
家からも遠くない
身近な遊び場になった。


さらに
大学生になると
深夜帰りや外泊も
当たり前になった。


交友関係
夜遊び
薬や麻薬など
タバコ
アルコール
賭け事
お金についてなど・・・


全部に禁止令を出し
純粋培養をしても
独立した後を考えると怖い。

とはいえ
その世界にドップリ
足を踏み入れられるのも怖い。

どうしたらいいの?!


私がしていたことは。

「私は○○をあなたがどう思っているか気になっているんだけど、
 あなたは実際のところ、どう思っているの?」
(※ ○○は上記、私が気になること色々)


全て本人から聞いていた。


改めて聴くこともあれば
何かのついでにサラッと
聴いていることもある。


巻き込まれることもないとは
言えないだろうけれども
少なくても
自ら飛び込んでいくことはないとか
限度を弁えて嗜むつもりなんだなとか
自分なりに考えて行動しているなとか。

息子達それぞれの考えを聞いて
私は捉えている。


その話の中で
私が懸念することあれば
それは私の懸念として伝えている。

だから
息子達が帰りが遅かったり外泊しても
心配して小言を言ったり
監視したりすることもなかった。


もし聞きたいことがあったら
私は率直に息子に聞いている。


思春期の息子は
親にあまり自分の詳細を
知られたくないようだけど
私が確認したいことの意図がわかると
それは汲んで素直に答えてくる。


息子が私に話さない・話したくないことがあるなら
私は息子のその選択は尊重している。

ただ
私が親として
とても大事にしていることがあり
それは息子に何度も
繰り返し伝えている。


そして
私はますます
息子達を安心して手放し
見守っていることができている。



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