![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129626471/rectangle_large_type_2_be7b1a01fcfe7c1ce26d95ef33b40a8e.png?width=800)
Photo by
kanekanemori
束の間小説 3本
生きていたとして。
あなたが生きていたとして。ずっと胸の奥がえぐられるように傷んだとして。それでも立っていたんだとして。あなたはモアイ像が風化していくことを考えるだろうか。あなたの今と彼らの今が酷似していることは覚えている?死にたいよね。生きていたとしても。
「明日からまた生きていこう」
明日からまた歌詞を紡いでいこうと思う。明日からまた何かどう、みたいな歌詞を書こうと思う。ありきたりだと言われるらしいが私もそう思う。明日はありきたりだ。ありきたりだから明日なのであって、ありきたりじゃなかったら今日だと思う。今日も明日の歌詞を書こう。明日もまた。
ほら、
そらのまえにきみがいいです。それはもう確定事項です。足下がおぼつかないのもきみのせいです。だから祈ります。カメラをかかげます。そこにいるきみがアップだったらよかったです。そらのまえに、きみがいて、笑っています。おわり。
もらったお金は雨乃よるるの事業費または自己投資に使われるかもしれないし食費に消えるかもしれない