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私はもうここにはいない いていいはずがない だってあの時 消えたんだもの あの時 死にたい思いで変な呼吸をして 化け物として生きれば別の人生が待っていると思って 声も出せずに肺だけで叫んでいたんだと思う 変わらなかった 何も変わらなかった 次の朝 鏡には 赤い 頬をした私が立っていて 歯磨き粉の飛び散ったガラスにちょっと泣いた 朝日を見ると眠かったから また 今晩 は 別の化け物に でも なろうと思う

もらったお金は雨乃よるるの事業費または自己投資に使われるかもしれないし食費に消えるかもしれない