消化するための猶予

心が満たされない、いつから?

自分という存在が、跡形もなく消え去ってしまえばいいのにと願い始めた頃から


消え去ることに抵抗があるわけじゃない。いつからか、少しずつ変化してきた自分が苦しくてその事実を未だに認めたくない

周囲を取り巻く環境が大きく変わって死にたくなってしまったんだよ。

今まで通りロボットみたいに生きていても仕方なくて、それが自由ってことなんじゃないの。なのになんで。ねえ私は何を選んで、何をすればいい

目標なんていらないの

息をしていて

本当は誰からも見えない場所で死んでいたい猫のように、知り合いから、大切な人から。

ずいぶん遠くへ来てしまったと思っている。

幸せがあるここにもあそこにも。周りの人が、大切で、私が私を思うよりずっとそばにいてくれる人がたくさんいてそれでもいつまで生きていればいい

人生はねいのちを消化するための猶予期間なんだよ


命を削って生きても苦しくてたまらなくなるだけ、

だから、消化していればいい


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