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知らずしらずの間に、じぶんの感覚に嘘をつかない

今年に入ってから心がけていること。

それは、じぶんの感覚にうそをつかないこと知ったかぶりをしないこと

ここ数年、キュレーションメディアの記事がSNSのタイムラインにどんどん流れてくるし、ついつい見ちゃうんだけど、「書いている人は本当にそう思ってるのかな?」と感じることが多い。決まって最後に書かれる、「いかがでしたでしょうか?」という言葉なんて、めっちゃ違和感がある。

実際に話を聞きに行くことをせず、ネットにある断片情報を寄せ集めて、記事を作り上げる。いわば、コタツ記事と呼ばれているものが増えている状況に対して、「数字が取れるからいいんじゃない?」なんて考えちゃうくらい、感覚がマヒしているような気がしていて、このままではいけないと思っている。

この前、NewsPicksに、ヨッピーさんの記事があがっていて、下記部分がすごくいいなと思った。

▶ 【ヨッピー】「バズる企画の方程式は、広さと深さと距離感」

だいたい取材もせずに、「こういうことがあったらしいです。みなさんいかがでしたか?」みたいな記事ばっかりじゃないですか。あんなもん小学校の宿題で出したって「ちゃんと自分の意見を書きましょう」って先生に赤字で書かれますよ。何でもうひと手間かけないのかなって思うんです。「こういうことがありました。だからこの人に話を聞きました」っていうチョイ足しで立派な記事になるのに、その手間を惜しんでる。

知ったかぶりをせず、少しでも手間をかけること。そして、いいと思ったものに対しては、きちんと関係している人の元に出向いて、話を聞くこと。そうしてつくった記事を、きちんと届けたい人の元に伝えること。

まだまだへなちょこだけど、それができるようになったとしたら、編集の力がついたと言ってもいいのかなと思います。せっかくやるのだから、血が通っている記事を書きたいな。

cake.tokyoでも、そんなスタンスでやっていきたいなと思っています。お菓子ビギナーとして、知ったかぶりをせず、勉強していきたい。BAKEに入ってから1カ月目の今日、そんなことを考えています。


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