トラベラーズノートが私の基準になりつつある
去年の5月に買って、そこから使わずに大事にあたためて、インドに来てからようやく使い始めたトラベラーズノート。
トラベラーズカンパニーというところが発売している革の手帳。
リフィルが豊富で、ノートのようにも使えるし、手帳のようにも使える。
絵日記を書いたり、旅やカフェの記録を書いたり、使い方は人それぞれだ。
自由度の高いトラベラーズノートは、手帳の”しっかり書かなきゃ感”が苦手な私にとってピッタリだった。
面倒くさがりの私は書かない日も多いのだけど、インドでのお出かけの相棒のように、私は持ち歩くようになった。
インドに行く時に仲間からもらったメッセージカードを入れていることもあって、ちょっとしたお守り代わりにもになっている。
ちなみに今日は慌てて外出したせいでノートを忘れてきてしまい、かなりショックを受けている。
そんなトラベラーズノートは、最近私のもの選びの基準になりつつある。
トラベラーズノートにはカバーにいくつか種類がある。
私はキャメルの色を選んだ。
仲間に「キャメルはゆりちゃんっぽい」と言われるのがうれしくて
このカフェでノートを置いて写真を撮りたい!
このポーチはノートとめちゃくちゃ合いそう!
と行く場所も選ぶアイテムもトラベラーズノートに合うかで選ぶことが増えた。
私は流されやすいというかブレやすいところがある。
前はそれが嫌だったけれど、去年くらいから私には柔軟性があるということにしとこ〜とポジティブに思っていた。
けれども、物選びの時にこの私のブレは少々困る。
あとで使う時に他のアイテムと合わなくてチグハグした感じがするからだ。
私の性格からして、チグハグは私らしいといえば私らしいのだけれど、実はそれがずーっと嫌だった。
本当は統一感のあるアイテムで周りを固めたいし、統一感ある服装を身にまといたい。
そんな気持ちがずっとあった。
結局のところ、本当の好きがわからなかったのだと思う。
インドに来て色々出歩いて、トラベラーズノートを持ち歩くようになって、私の基準が見えてきた。
ブランドや大衆的なものよりも一点ものや手作り感のあるもの
人工的なものよりナチュラルなもの
明るい色よりくすみカラー
自然とそういうものを手に取っているし、トラベラーズノートもそういうものが合う。
本来はそういうものが好きだったのに、色んな情報に流されたり、どうせ〇〇だからと適当な言い訳をして見てみぬフリをしてきた。
トラベラーズノートは私の本当の好きや求めるものを教えてくれたのだ。
今私はインドっぽいブロックプリントのかわいいワンピースを探している。
長く着るかわかんないからという理由だけでとにかく安いものを探そうとしたり、なんとなく入りやすいからという理由で本当はそんなに興味のないお店で買おうとしたりする私がいた。
そんな時トラベラーズノートを見ると、「ゆりちゃん、本当にそれでいいのかい?」って教えくれている気がするのだ。
これからもトラベラーズノートを相棒にしながら、本当に私が欲しいものを見つけていこうと思う。
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