情報発信が価値のあるものとなるように

山梨県立大学の地域研究・地域交流事業にとって、2018年最大のニュースは、「Casa Prisma」という新たな交流拠点をつくったことです。地域のみなさんと、学生と教職員との交流をより深めるため、大学のキャンパスではなく、甲府駅北口に開設しました。

「Casa Prisma」がなぜ生まれたのか。地域と大学の交流拠点がなぜ必要なのか。本学の佐藤文昭理事によるマガジン(特集記事)「やまなしフューチャーセンターをつくろう」と、南アルプス市の保坂久さんによるマガジン(特集記事)「まちづくりはひとづくり」に書かれています。

「Casa Prisma」は、本学と拓殖大学が進める地域連携事業の拠点でもあります。この事業では、拓殖大学の徳永研究室が進めてきた富士川町の郷土料理「みみ」のブランディングに、山梨県立大学の杉山研究室が協力し、クラウドファンディングを実施するという成果もありました。拓殖大学との連携事業についても、これから発信の量を増やしていきます。

大学の地域研究・地域交流の情報発信の場として、noteに記録を残すという試みを半年間、続けてきました。ただ、noteというメディアを大学の活動記録という位置付けにとどめておくのは、あまりにもったいないと考えています。

このアカウントでの情報発信を、どのようにして価値のあるものとしていくのか。2019年の大きな課題です。

この記事は、山梨県立大学国際政策学部の兼清慎一が書きました。(2019年1月5日)

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