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入院した日

2021年11月23日

物心がついてから初めての入院!
荷物はでかいバッグ3つ分。(最初はね。あとから家族にあれやこれや持ってきてもらって、じきに一人暮らしの家みたいになるのである。)
祝日なので守衛室的なところへ行ったら「山田さんですね」といきなり言われてびっくり。今日入院する人少ないのかなあ。

入院が決まってから、いかに病室生活を快適に楽しくするかばかり考えていた。入院1週間前にiPhoneが車で轢かれて粉々になるという事件もあったが、エクスプレス交換サービスを駆使して新調し、入院に間に合わせた。iPhoneが轢かれるって、けっこうショッキングな出来事だが、入院を前にしてあまりショックも感じられず、人間が入院することもあるんだからそういう不運なこともあるよね〜みたいな謎の受け止め方をしていたのを思い出した。以前のわたしなら「あの時iPhoneの存在を確認していれば」とか「落とした音になぜ気づかなかったのか」とかクヨックヨックヨしていたと思う。

パソコンは絶対使いたいので、個室にした(4人部屋はパソコン使用禁止)。これは大正解だった。

タオルはふわふわのほうが気持ちがよいので、タオル美術館へ行き3枚ほど新調した。これは結果的に最高の準備だった。

ひとりはさみしいので、ぬいぐるみを連れて行った。だんだん増えていったり交代したりしたが、最初から最後まで一緒にいてくれたのはコイル。

個室へ収まると、窓から大きな虹が見えた(写真参照)。検査も治療もうまくいくよ〜と言ってもらえている感じがした。看護師さんが色々丁寧に説明してくれるし院内は清潔だし、なんとなく翌日の腎生検があまり怖くなくなった。


これからこんな毎日が始まるのか・・・と衝撃を受けた紙

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